転職して4カ月経つけど、仕事に全くついていけなくて転職したいな…
入社前の待遇の話と入社してからの実態がまったく違うから転職したい…
でもすぐに辞めるやつって思われたら次の転職はむずかしいのかな…
新しい派遣先で頑張ろうって思ったけど社内でコミュニケーションもとれず、
人間関係あってないのかも…
入社してから4カ月が経ちそろそろ仕事に慣れてきて、社内の事情もなんとなく分かってきたころかと思われます。
同時にさまざまな不安や心配ごとが出てきていているタイミングではありませんか?
上記のように少しでも悩んでしまっている方にぜひこの記事を読んでいただきたいです!
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結論、転職後4カ月で辞めて大丈夫!
「転職して4ヶ月頑張ったし仕事を辞めたい」
「どうしても仕事についていけず4カ月頑張ったしもう辞めようかな」
「転職したら3カ月我慢しなさいって言われたけどそろそろ辞めてもいいのかな」
心機一転新しい職場で頑張っていこうと決めたあなた。最初は慣れない環境や仕事で戸惑ってしまっているのではないでしょうか。
最初はしんどい業務も慣れてきて、3カ月も経てば立派に会社の一員になっているだろう。そう思っていましたがどうしても耐え切れず、筆者も「辞めたいなあ」と考えてしまったことは何度もあります。
結論、カラダとココロが限界な場合は辞めて問題ないです。むしろ辞めましょう。あなたの健康以上に大切なものはありません。
しかし、もしそうではなく「なんとなく」であれば、踏みとどまった方がいいかもしれません。
転職後4ヶ月で辞めるメリットデメリット
転職後4ヶ月で辞めるメリットとデメリットを考えてみます。
転職後4ヶ月で辞めるメリット
嫌な環境から抜け出せる
前述の通り、あなたの健康が最も大切です。
それを害するような環境に長く身を置く必要はありません。むしろ、おいてはダメです。
自分が感じている以上に体が悲鳴をあげている可能性があります。そんな時は辞めてスッキリましょう。
より自分に合った仕事が早く見つかる可能性がある
辞めることは何かを始めることでもあると思います。
今回、合わなかったかもしれませんが、これを機に内省しより良い職場を見つけることができるかもしれません。
早ければ早いほどいいですよね。
転職後4ヶ月で辞めるデメリット
職務経歴書に傷がつく
やはり「4ヶ月で辞める」というのは、採用側からする不信感の材料になってしまいます。「うちに来てもすぐ辞めるんじゃないか」という懸念です。
そのため、次の就職先が決まりづらくなるのは否めません。
辞めるときの精神的負担が大きい
このタイミングで退職の申告をするのは簡単なことではありませんよね。かなり言いづらいと思います。
自己嫌悪に陥る可能性
何やってるの私…
とマイナス思考に陥る可能性はおおいに考えられます。
特に、次の就職先が決まる前に辞めてしまうと、より焦りができてしまい、精神的に余裕がなくなってしまうでしょう。
悪い転職グセがついてしまう可能性
転職自体は決して悪いことではありません。
しかし、「嫌だから辞める」がクセになってしまうと危険です。
たしかに20代は短期間の離職でも「若さ」から採用してもらえる可能性は高いですが、30代以降になるとその確率はガクッと下がってしまいます。
また、単純に就職が難しくなるだけではなく、経験やスキルが溜まっていかず市場価値としても高めていくことが難しくなってしまうでしょう。
転職後4ヶ月のよくある悩み
入社4ヶ月というと研修はだいぶ前に完了し、通常業務も慣れてきたころと思います。
改めて、自身の悩みが本当に辞めた方がいいレベルなのか、留まった方がいいレベルなのかを判断してみてください。
よくある悩みはこちらです。
- 仕事内容が想像と違った
- 想像以上に仕事についていけない
- 聞いていた待遇とあまりにも違う
- 聞いていた働き方とあまりにも違う
- 人間関係がうまくいかない
仕事内容が想像と違った
会社の方針で聞いていた仕事内容と違うことをしている、もしくはするように言われた、なんていうことも珍しくありません。
例えば、ルート営業がメインと聞いていたが、実際には新規の割合の方が多い、など。
ここで大事なのは仕事内容が違うこと以上に、会社が少しでも騙して採用しようとしていかどうかです。
ブラックな仕事のため、求人票や面接時には良いことを言って入社したら変えるという意図や悪意があったかどうかという話です。
そういった確信犯の会社は今後すぐに改善していくとは考えにくいですので、早めの転職はアリだと思います。
想像以上に仕事についていけない
入社してもう4カ月経つのに、仕事は遅くミスもしてしまう、メモもとって、意識して仕事をしているのにどうしても先輩社員より仕事効率が悪い。
「もう辞めてしまいたいな…」
自己肯定感が下がり、月曜日が億劫になるその気持ち、わかります。
聞いていた待遇と違う
会社の統合などに伴い、給与形態が変わることはあります。
納得できる背景があれば気持ちを抑えることはできるかもしれませんが、不当な形で給与を下げられてしまったらそれは大問題です。
聞いていた働き方と違う
最近で言えば、リモートワークから出勤へ働き方が戻ってきています。
働く場所だけではなく、時間も当てはまるでしょう。残業はほとんどなしと言われていたのに、実際働いてみたら、月60時間なんてことも。
人間関係がうまくいかない
仕事は楽しく慣れてきたのだけれど、どうしても職場の人と話が合わずつまらない…
意見の対立までいかなくても先輩に注意されてしまうことが多くもしかしたら職場があっていないのかもしれない…
中途入社で同期もいないと相談できる人もいなく、一人で辛くなってしまうなんてこともよくある話です。
転職後4ヶ月の悩み解消法
前提として、明らかに会社に悪意がある場合はポジティブな退職を検討しましょう。
ただ、自分の気持ちに問題がありそうなのであれば、以下の方法を試してみてほしいです。
- 今の気持ちを紙に書き出してみる
- 状況や気持ちが変わらないなら転職を検討する
- 家族や友人に話して第三者目線からの意見をもらう
- 現在の業務に必要な勉強をしてみる
- 会社の風土や内容など好きになれる部分を探してみる
- 転職エージェントに相談して専門家から意見を聞いてみる
今の気持ちを紙に書き出してみる
筆者が一番おすすめしている方法です。
辛いことや嫌なことを紙に書き出してみてください。思った以上に気持ちが整理できますよ。
その感情が何からくるものなのかも書き出すことで、あなたが悩んできることの輪郭がよりはっきりしてくるでしょう。
そうすることで、どうしようもできない要因なのか現職で変えられる可能性があるのかが見えてくると思います。
状況や気持ちが変わらないなら転職を検討する
気持ちを整理した上で、もう1週間だけ働いてみましょう。
それでも会社自体に問題があって変えることができない場合には積極的に転職も検討しましょう。
家族や友人に話して第三者目線からの意見をもらう
人に話すことは、紙に書き出すように自分の気持ちを整理する上で有効な手段です。
家族や友人が言うことが全てではないですが、その会社の振る舞いが一般的なのか、ずれていることなのか把握することができるはずです。
また口に出すことで、意外と「何に悩んでるんだっけ?」と我に返る場合もあります。
現在の業務に必要な勉強をしてみる
仕事についていけなくて辞めたくなっている状態には有効です。
YouTubeはじめ、今は無料で学ぶことができる時代です。
筆者もExcelとスプレッドシートに関しては、完全無料で体得しました。それを本業に活かした結果、自信が持てるようになり前向きに仕事ができるようになりましたよ。
会社の風土や内容など好きになれる部分を探してみる
100%満足できる会社はこの世の中にはないと思った方がいいです。それは同じ事象でも人によって感じ方が異なるためです。
働き方の部分で苦労するけど待遇が良い場合や、仕事内容はつまらないけど仲間がいい人ばかりなど。どこの会社も一長一短です。
あなたはその中でマイナス面にのみ意識が向いている可能性があります。
あえて、良いところを具体的に紙に書き出すことで、冷静な判断ができるかもしれません。
転職エージェントに相談して専門家から意見を聞いてみる
転職エージェントの使い方は、転職する時だけではありません。
専門的かつタイムリーな情報を持っている転職エージェントに相談することで、自分の市場価値を確認したり、自社の立ち位置を確認したりすることができます。
筆者も転職する気がなくとも少なくとも半年に1回は転職エージェントと面談するようにしています。もちろん無料です。
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転職後4ヶ月の退職は、ひきとめに合う可能性も
これまで採用のお手伝いをしてきた筆者からしても正社員の中途採用は簡単なものではありません。
社内工数だけではなく数十万、数百万円と多額の資金がかかります。短期離職は会社としても痛手になるため、引き留められる可能性は高いです。
会社側からすればできる限り長く続けてもらった方が都合がいいですし、せめて引継ぎ期間は在籍してもらいたいですので、退職願いをすぐに受理してくれることは少なくありません。
もちろん、同僚や上司を説得して退職を受理させる自信があるのであれば、4ヶ月で退職することは可能でしょう。
しかし、それが困難であれば転職先を決めておくなどして、退職を受理させるのに十分な理由を作っておくべきです。
気持ちが耐えられそうにない場合は、退職代行を使うことをおすすめします。
基本的に、自身で完結し円満退職をするのが理想ですが、それ以上にあなたの体が悲鳴を訴えている場合はそれどころではありません。
多少お金はかかりますが、相当なストレスとさよならすることができます。
転職4ヶ月で辞めたくなる会社の特徴3選
あなたの会社も当てはまっているかもしれません。転職4ヶ月で辞めたくなる会社の特徴はこちらです。
中途採用の扱いが雑
中途採用の扱いがひどい会社ってありますよね…。すでにいる社員の方や新卒ばかり優遇されていたり。
残念ながら、中途採用を育成するための人員的、財務的余裕がないということです。
「うちはOJTだからしっかり見て学んで」
「資料は前任の人しか持っていないから」
「この仕事は前任の人しかしらないから」
そもそも管理職や先輩がマネジメント経験も乏しく、コーチングスキルもないため起きる事象ですのであなたは何も悪くありません!
中途入社者に求めすぎている
中途人材だから即戦力、とは限りません。同業・同職種での就業経験があっても、人材のレベル・スペックは千差万別です。
スキルがあったとしても、社内用語や業界知識など、入社後覚えるべき項目はたくさんあります。
それなのにも関わらず、勝手に即戦力と思い込んで期待されすぎても困ってしまいますよね。
会社が人に頼りすぎてしまっていることに加え、入社前にお互いの期待値調整が十分ではないケースといえるでしょう。
組織風土が悪い
どこの調査でも転職理由ランキング上位に「人間関係が悪い」という項目があります。
筆者個人的にも何をするかも大事ですが、「誰とするか」の方が重要と思っています。
びっくりするくらい「アットホームで風通しが良い職場」もあれば、全く正反対の殺伐とした「自分の身は自分で守れ」という会社も。
ビジョンが明確でなく、社員の向かっている方向がバラバラな会社ほどこの傾向にあると思われます。
転職後4ヶ月 – まとめ
改めて、転職4ヶ月での離職はリスクもありますが、あなたの健康以上に大事なことはありませんので、場合に応じて積極的に検討しても良いでしょう。
具体的には、以下3つのアクションがおすすめですよ。
①気持ちを整理してみる
紙に書き出したり、信頼できる人に相談したりすることで、あなたの気持ちを一度整理してみましょう。
きっと今の頭の中は「早く辞めたい」でいっぱいになってしまっている可能性があるため、一度冷静になることがで重要です。
レベルアップする自分を待ってみよう
今の仕事がついていけなくて辛い。
職場の人に嫌われているかもしれない。
もしかしたら仕事に慣れてきて一人前になれば状況改善するかもしれません。だとしたら自分がレベルアップする瞬間をもう少し待ってみるのも手です。
過去にできなかった自分がいたたからこそ、成長実感や達成感をより一層感じやすくなるかもしれません。そうプラスに思えるような日がくるはずです。
転職活動を始める
結論、あなたの健康が一番ですので、逃げる必要がある場合はイチ早く危ない環境から離れる準備をしていきましょう。
面白いのが、他で内定をもらったりすると、逆に余裕がでて今の仕事ができるようになったりもします。
最終意思決定はあなたがすることですが、残念ながら行動をしなければ今の苦しさから解放されることはありません。
自分を守れるのは自分だけです。カラダとココロをケアしてあげてくださいね。
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