上司の指摘が細かいなあ…
なんでこんなことにまでこだわるんだろう?
そう思う上司が今あなたの近くにいるのではないでしょうか?
今回は、「そんな上司の話なんか聞かなくていい!無視する方法をご紹介!」というお話はしません。
なぜ上司が細かいことを指摘するのか、どうやって付き合っていくといいのかをお伝えしていければと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
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上司が細かい理由
ミスをなるべく減らしたいと思っているから
「上司」ですから、当然あなたの仕事への責任を負う必要がある立場にあります。
細かなところでのミスや失敗を自分が指摘することで防げるならという思いで細かく注意をしているのかもしれません。
あなたを育てようとしているから
指摘するという行為自体はすごくパワーを使うことですし、あなたに期待していなければできないことです。
指摘をすることで「めんどくさい」と思われるかもしれない…でも自分が言わなきゃ!
そう思って伝えてくれているのかもしれません。
だとしたら、あなたを成長させたいという思いや、もっと高みまで行けるよということを伝えたいという考えから、あなたへの指摘がどんどん細かくなっていってしまっているという可能性もあります。
上司も昔細かいところを指摘されてきたから
細かい上司自身が、かつて細かいところまで求められ、指摘されてきたならば、それが上司に取っての「当たり前」の基準になっている可能性があります。
だからこそ、あなたにも同じものを求めて細かいところまで指摘しているのかもしれません。
細かい上司との付き合い方
ひとまず言っていることを聞く
とりあえずでいいので、
「でも…」
ではなく、
「はい、わかりました」
と一回受け止めるようにしましょう。
何を言われても「でも…」から始まってはいませんか?
もし、仕事が今手元にたくさんあって、そこまでできないと思ったとしても、まずは「はい」と受け止めて、それから相談するようにしましょう。
あまりにも理不尽なことを言われていたとしても、一回は聞く。
ちょっとだけ、自分が大人になってやったんだぞ、ぐらいの余裕を持って話を聞いてみましょう。
さらに「ご指摘ありがとうございます」なんて言えたらばっちりです。
必要なこと以外は聞き流すようにする
一度きちんと話を聞いてみて、これは違うなと思ったことは受け流してしまっても良いでしょう。
ポイントは、嫌な相手でも正しいと思ったことはきちんと受け止めること。逆に、すごく尊敬している相手でも、あれっと思ったら聞き流しても構いません。
慣れてきたら先回りをしてやっておく
何度も同じ上司に資料や成果物を提出していると、何が指摘されるかわかってきますよね。
前回ここ言われたから、今回は先にやっておこう!という風に、だんだん先回りができるようになってきます。
そういう風にやらずに、同じ指摘を何度も受けるのもしんどいですし、何度も伝えるのもしんどくなって、お互いの印象がどんどん悪くなっていってしまいます。
これを言われた時のためにこの資料を準備しておこう、という風に先回りして仕事ができるようになるためにも、指示はメモしておくといいかもしれません。
細かい上司の下で働く3つのメリット
細部まで気を配れるになる
上司の指示通りに進めていくうちに、あなたも細かいところまでこだわれるようになってきてはいないでしょうか?
こうした方が見やすい、こうした方がわかりやすい、そういった工夫が自分でできるようになってきているのならば、指摘されたことが身についたということです。
それは決して悪いことではありません。
そうして少しずつ成長することで、上司にとってもあなたにとっても納得のいく仕事ができるようになってきます。
前準備を怠らなくなる
細かいところまで気にする上司が近くにいると、前準備をしっかりしなければ抜け漏れを指摘される可能性があります。
そうなると、あなたの意見や主張は当然軽んじられてしまうでしょう。
抜け漏れがないようにきちんと下調べをする、準備をきちんと行う癖がつくことは、例えば他の部署に移ったとしてもより良い仕事ができます。
視座の高い人の視点を取り入れられるようになる
視座…ものを認識する立場、視点のこと。つまり、どの視点からその仕事を見て、判断するかということ。
上司だから視座が高まっている、とは限りませんが、多くの上司はあなたとは違う目線で物事を判断する力がある人です。
そんな人の意見を取り入れられるということは、上の人の目線に立ってなぜその細かい調整が必要なのかを考えられるようになるということ。すなわち、あなたの成長につながっていきます。
本当に聞き流していいもの?それとも受け止めるべきもの?
細かいことは全て聞き流そう!気にしないのが吉!そういう意見もあるかもしれませんが、ご紹介した通り、メリットがある場合もあるので全部聞き流すのはあまりお勧めできません。
その上司と合わないのかもしれません。嫌いかもしれません。でも、必要なことを教えてくれているのに突っぱねるのはよくないので、自分のことを客観的に見れるようになりましょう。
私も「聞き流すこと」を対処法としてお伝えしましたが、もしかすると成長の機会を与えてくれているのかもしれないということはきちんと念頭において話を聞きましょう。
しかし、理不尽な要求を全部飲んで労働時間が長くなってしまっていて精神・体力的に限界が来ているならば無理はしないで下さい。
あくまでもあなたの健康が第一です。
まとめ
上司が細かい理由は以下の3つです。
- ミスや失敗を避けようとしているから
- あなたを育てようという思いがあるから
- 上司自身もそうやって教えられてきたため、細かいことが「当たり前」になっているから
そして、細かいことを指摘する上司と付き合うために、以下の3つのステップを試してみてください。
- ひとまずきちんと話を聞く
- 必要なこと以外は聞き流してもいい思って聞く
- 先回りして指摘されないようにする
なぜひとまず話をきちんと聞いて欲しいかというと、あなたの成長の機会が与えられていることもあるからです。この視点を身につけたらもっといい資料が作れるなどといった可能性は無視できません。
嫌だから聞かない、嫌いだから全部スルーする、そういう考えで成長のチャンスを潰してしまうのはとても勿体無いと思います。
ただし、先ほどもお伝えしましたが、あまりにも理不尽なことを要求されていて辛い思いをしていたり、残業時間が伸びて疲弊してしまっていたりするならば、その上司と距離をおいても良いかもしれません。
異動や、場合によっては転職や退職なども視野に入れて良いでしょう。
今回は以上になります。
コメントやご質問等お待ちしております!
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