こんにちは!
今回は、私の「仕事を辞めた」体験を詳しくお話ししていければと思っています。
会社辞めたいな…
でも仕事を辞めたその後ってどうなるんだろう?
そう思っているあなたが、仕事を辞めるメリットもデメリットも踏まえた上で、今後どうしていくのか決断できるお手伝いをできればと思いますので、是非最後までご覧ください。
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私が新卒の会社を仕事を辞めた経緯
私は新卒で入社した会社を2カ月とすこしで退職しました。
きっかけは、うつ病になったこと。
休職させて欲しいと申請したら、自主退職を求められました。
現在の仕事を始めるまでの約3年間は、途中半年ほどアルバイトをしましたが、ほぼ無職です。
もともとメンタル弱めな私が友達のいる東京を離れて就職したのは、実家に少しでも近いところがいいと思ったことが理由でした。
実は入社前から違和感を覚えていたものの、内定承諾して、内定式にも出たからもう後戻りはできないと思い込んで、入社すればなんとかなると思っていました。
でも結果はご紹介した通りです。
今はこうしてライターやデザイナーとして働いています。
先に断っておきますが、「会社辞めても生きていける!月◯万稼ぐ方法」なんて知りませんので、今回の記事ではご紹介できません。
ただ、私が仕事を辞めた後に起きたことをきちんと事実としてお伝えしたいのです。
昔は仕事を辞めたことを後悔する日もありました。
でも今は後悔していません。そう思えるのはきっとメリットがデメリットよりも私にとって大切なことだったからです。
これからはデメリットとメリットをご紹介していこうと思います。
仕事を辞めたその後のデメリット
収入が減る
転職先が決まっている場合別ですが、退職する場合、収入は当然減ります。
これは変えようのない事実です。
でも、出ていくお金は変わらずあります。
この後ご紹介しますが、年金と、社会保険(扶養に入らない場合、国民健康保険に加入)は毎月かかってきます。
貯金を切り崩して生活するのか、アルバイトなどをしてなんとか稼ぐのか、再就職先を探すのか、実家を頼るのか、どれかを選ばなければなりません。
保険や年金の問題
まず保険に関してです。
私は父の扶養に入れてもらい、その後は夫の扶養に入れてもらいましたが、フリーターとしてやっていくには国民健康保険に入る必要があります。
また、扶養に入るにも色々と申請が必要なので、1カ月ほどは保険証がない状態で過ごさなければなりません。早めに対応するに越したことはないです。
なお、保険証は会社を辞めた時点で使用資格がなくなりますので、辞めた日以降は使用しないでください。
そして、年金です。収入がない場合、免除申請や納付猶予申請ができます。
年金は7月から翌年6月までを1年としておりますので、6月までに申請をしたとしても、7月に入ったら必ずもう一度申請をしに行きましょう。
ただし、世帯主の収入によって免除か納付猶予かが変わってきますので、実家に戻って世帯主を自分以外にして、その人の収入がある場合は免除申請を受けられません。
「無職」が辛い
収入がないことの生活に困るという意味での辛さに加え、無職であるという精神的な辛さもありました。
周りの人とふとした会話をするとき、周りの人がSNSで働いていることを発信しているとき、自分に職がないことを自覚します。
これが結構辛くて。
もちろんうつ病のせいもあったかもしれませんが、私今何やっているんだろうとか、色々不安な方向に考えてしまいます。
仕事を辞めたその後のメリット
治療に専念できた
辞めたことによって、治療に専念できたことはとても良かったです。
もっと早い段階で気付けていたらなお良かったのかもしれませんが、あのまま働いていたら命が危なかったですから。
あの頃の私がどんな風だったかというと、
- 何もなくても毎晩泣いていた
- 事故にあったら仕事にかなくていいかなと思っていた
- 辞める理由を常に探して不満不平ばかり言っていた
- 仕事のことが常に頭から離れなかった
うつ病と診断されていなくても、このように普段の自分と違う感覚があったり、明らかに自分の心がSOSを出しているならば、早めに休んで治療に専念してください。
早い段階で合わない会社を抜け出せた
本当は事前にミスマッチを防げることが一番良いですが、早い段階で方向性や考え方が違う会社から抜け出せたのは良いことだと思います。
違和感を抱えたまま仕事をするとストレスがかかりますし、生産性も落ちます。それは会社とあなた、双方にとって良いことではありません。
自分に合う会社探しを早い段階で始められたと思えば、仕事を辞めたことも前進だと思えるはずです。
【最近】なぜ合わなかったのか冷静に考えられた
これは「新卒入社の会社を早々に辞めた」という罪悪感や劣等感から抜け出せたからこそ考えられるのですが、何故違和感を覚えるようになったのかを冷静に考えられるようになりました。
これを考えられると何が良いかというと、自己分析をしっかりできるということです。
次に仕事を探すにも、自分が何に幸せに感じて何を嫌だと思うのか、そういう自己分析をしっかり行うことで、自分にあった仕事を見つけられます。
もっと早い段階でここに到達できていたら良かったなあ、と思いますので、辞めて悲嘆にくれるのではなく、次に進む準備をする時間を作ったんだと考えてみてはいかがでしょうか。
仕事を辞めたその後、今に至るまで
辞めた後はひたすら治療する期間でした。
でも、何かしなければならない、社会の役に立つ人間にならなければならない、そういう強迫観念から意味もなく色々な勉強をしました。
あと、この頃に初めてライターの仕事をしました。当時は相場も知らなかったので超破格で…。
ですが、意味がなさそうに見えた勉強やライターの仕事が今こうして繋がってきています。
何が起こるかわからないものだな、と思います。
つまり私が言いたいことは、
仕事辞めたその後、辛いこともあるけれど自分で生きようとすればなんとかなる!
ということです。
私自身精神論は嫌いなので、「やろうと思えばできる」「なんとかなる」という意味ではありません。
少し大変ですが、自分で生きていこうともがけば、道は見つかるということです。
まとめ
私の体験をもとに、ここまで「仕事を辞めたその後どうなるのか?」というお話をしてまいりました。
ご紹介した通り、仕事を辞めることで、デメリットは確かに起こり得ます。
「キャリアが絶たれる」ということはご紹介しませんでしたが、皆さん心配されているのではないでしょうか。
何故だかわかりませんが、私自身「最低3年は頑張らなきゃ」と、「3年」という年月に縛られていました。よく言われる年月ではありますが、何の根拠もありません。
私も辞めたときキャリアが絶たれたと思いましたが、そんなことはありませんでした。
何故なら今こうしてまた新たなキャリアを積めているからです。
だから、今本当に辛くて、でも辞めた後が心配なあなたに伝えたいです。
大丈夫です。無駄な時間なんてありません。どれもあなたにとって意味のある経験になるはずです。
だからどうか、一番自分自身のことを大切にしてください。
今回は以上になります。
コメントやご質問等お待ちしております。
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