あなたは残業をしたいと思っていますか?それは、何故だか考えたことはありますか?
残業をすることには給与をもらえるメリットもありますが、ある程度デメリットがあります。
そしてそれが不必要に生み出しているものならなおさらです。
今回は、そもそも残業をしたい理由を考え、残業をしないことで起こるメリットとデメリットをご紹介していきます。
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残業したい理由
本当に仕事が残っているから
就業時間も一生懸命やっているけれど仕事が残ってしまっている、そういう時は残業したい、というかしなければという気持ちになります。
残業代が欲しいから
残業代が欲しいというのは残業したい理由のトップに上がってくるものです。
中には定められた就業時間に一生懸命取り組んでおらず、残業代をもらうためにわざとゆっくり仕事をしている人もいます。
もちろん生活費を稼ぐために残業している人も、ただお金が欲しくて残業している人もどちらもいるでしょう。
家庭の事情
家に帰りたくないから、という理由で仕事をしているというケースです。
職場に留まるのも然り、今はテレワークが多くなっているので、家の中にいても仕事ばかりしているのもそのケースのうちの1つと言えるでしょう。
家族とあまりいい関係でないから、残業をして家族と接する時間を減らそうとしているのです。
特に趣味がなく、仕事が好きだから
定時に帰ってもしたいことがなくて、時間を持て余してしまう。
むしろ仕事をしている時間の方が好きだから、と仕事にのめり込んで何時間でも仕事ができてしまう人もいます。
こういうケースでは「残業」とか「終業時刻」というものに対する意識が薄いと言えます。
残業したいのにできなくて起こるデメリット
残業代が減る
みなし残業代がすでに含まれている場合は別ですが、残業をしなければ当然残業代分の給料はありません。
残業代も含めてなんとか家計をやりくりしていたのに、労働時間の規制が厳しくなり、残業ができなくなってしまって少し生活が苦しくなっている人もいるかもしれません。
サービス残業が増える
仕事が終わらないのに残業できないため、申告をせずに残業をする、すなわちサービス残業をすることに繋がります。
サービス残業の何が悪いかというと、働いた対価として給与がもらえないこと。そして、サービス残業でなんとか仕事を終わらせる癖がついてしまうことです。
ちなみに私は入社1ヶ月目からサービス残業していました!
なぜなら残業時間は自己申告制で、みなし残業時間を超えた残業時間は申告してはいけないという暗黙のルールがあったからです。
でも仕事が遅いから残業はしなければならない。
だんだんと時間に対する意識が薄れてきて、何時間でもサービス残業をするようになったことが一番のデメリットでした。
仕事を持ち帰らなければならなくなる
「ノー残業デー」の影響や、コンプライアンス意識が高い会社では労働時間規制がきっちりしている影響で、仕事が終わっていないのに帰らなければならない場合があります。
そんな時に起こりうるのが、家のパソコンで仕事ができるようにしたり、持ち出し可能な仕事を持ち帰ったりすることです。
結果、ずっと仕事をしていて気持ちが休まらずに体調を崩してしまう人も出てきます。
残業をしないよう仕事を終わらせることのメリット
自由な時間が持てる
仕事が終わった後の時間はあなたの自由時間です。
もちろん家庭を持っている人は子育てなどに宛てなければならないかもしれませんが、自由な時間を残業で捨てることは、実は取り返しのつかないことなのです。
その時にしかできないこと、その時にやるべきことはたくさんあります。
収入が足りないならば副業を始めてスキルを磨き、転職活動につなげて収入UPをするなど、色々なことができます。
本当に今の仕事に縛られるままでいいのか、それとも自由な時間にできることを大切にするべきなのか、考えてみてはいかがでしょうか。
心身の健康を保てる
仕事が大好きで仕事をしている時間こそ至福のひととき!という人でも、食事や睡眠をしっかり取れないと、健康を害する可能性があります。
心身の健康を保つことは、社会人としてとかではなく、ただ1人の人間として生きるために大切なことです。
あなたの人生の代役はいないのです。
効率よく働けるようになる
みなし残業代が給与に含まれている場合ですが、残業時間が短いほど時給換算すると時給が高くなります。つまり、時間とお金に関して効率よく働けているということ。
また、残業をしないように仕事を終わらせること自体、仕事の効率化を考えながら働けるのであなたのスキルアップに繋がっていきます。
仕事の面でも効率がいいと言えるでしょう。
残業をしたくても不必要な残業は迷惑になる理由
周りの人が帰りにくくなるから
残業を周りがみんなしているのに1人帰るのは気が引けるという人もたくさんいます。
中にはその人の仕事を手伝って負担を減らそうとしてくれる人もいるでしょう。
それが一生懸命仕事している結果、残業しているならまだしも、時間をダラダラと伸ばして不必要に残業しているならば、他の人の迷惑になってしまいます。
真面目に仕事をしている人のモチベーションが下がるから
不必要な残業をすると、普通の会社ならばその残業分の給料も支払います。
しかし、本来不必要な残業ならば、別に会社の売り上げが上がるわけでもありませんし、会社としてはただ人件費がかかるだけなのです。
割りを食ってしまうのは真面目に働いて会社にきちんと貢献している人です。
同じ仕事をしているのに、不必要な残業をしていることで相手の方が給料が高いとなると、
なんで真面目にやっているんだろ
という気持ちになってしまいますよね。
すると、真面目に働いている人はその会社から出て行こうとするはずです。
結果的に会社にとっていい人材が抜け、不必要に残業している人が残り、コストだけがかかるという悪循環を生んでしまいます。
まとめ
残業が全て悪だ、残業をするな、と言いたいわけではありません。
一生懸命仕事をしていても残業時間が増えていく気持ちはよくわかります。
そして、仕事が残っているから残業したいのにさせてもらえず家でサービス残業をする虚しさもわかります。
そういう自然発生的な残業は認められるべきですし、あなた自身も仕事をする中でどうやったら効率よく仕事ができるようになるのかを考えて成長していくことが大切です。
しかし、不必要に残業時間を捻出しようとしているなら、それはやめてください。
知らず知らずのうちに心と体のバランスが崩れて体調に影響が出てしまったり、周りの人のモチベーションを下げてしまう可能性があるからです。
給与を稼ぎたいと思っている人も、残業時間を引き延ばすよりも自分の時間を有効活用してスキルアップすることで、給与がより高いところへ転職できたり、副業でしっかり稼げたりするかもしれません。
もしも、今よりもいい条件の会社に行きたいと思うならば転職エージェントを活用して転職活動を始めても良いかもしれません。
自分の時間の使い方をよく考えてみると、不必要な残業は減っていくと思いますので、自分とぜひ向き合ってみてください。
今回は以上です。
お付き合いいただきありがとうございました!
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