正直、もう職場が限界…
みんなそれぞれが違う方向を向いて仕事をしているし、どうすればいいかわからない…
意外と経験している人も多い職場崩壊。
あなたのところでも知らぬ間に起きるかもしれません。
残念ながら起きてしまっては手遅れです。あなたが痛い目に遭わずに済むよう、兆候をすぐに察知しできるようにしておきましょう。
そして、起きてしまったときやこれから起きそうなとき、あなたが取れる行動は一つです。
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「職場崩壊」ってどういう状態のこと?
まずはそもそも職場崩壊がどう状態のことなのかを考えていきましょう。
職場…働く場所のこと
崩壊…崩れてしまうこと、壊れてしまうこと
もちろん、ここでの職場とは、働く場所における社会的空間や人間関係のことですので、
「職場崩壊」=「業務上における人間関係・及び組織としてみたときの会社のバランスが崩れてしまい、組織として正常に機能していない状態」
と言えるでしょう。
職場崩壊の前兆6選
トラブルメーカーの存在
その名の通りトラブルを作り出す人と一緒に働くと、そのトラブルを解決すると言うタスクが発生します。ことの重大さによっては役員クラスまで迷惑をかけることに…。
さらには、
トラブルメーカーと同等の給与しかもらってないのになぜ自分は真面目に働いているんだ?
と少しずつ周りの士気も落ちてきてしまいます。
すると業績は上がりません。組織としても会社としても成り立たなくなっていきます。
人材が育たない
人に仕事を振れない上司や先輩がいる、やり方が統一されておらず業務の指示が人によって違うなどといった状況では人材は育ちません。
メンバーを信頼して仕事を任せるのも上司の仕事です。
また、業務の進め方はある程度固まっていた方が「AさんはAからと言っていたけど、BさんはBからやれと言っていた…」なんて混乱に陥ることがなくなります。
もちろんマニュアルが全てとは言いません。マニュアルにだけ頼っていては指示待ち人間になってしまうこともありますから、バランスが大事です。
優秀な人材が辞めてしまう
ここ最近「優秀だな」と思う人ばかりが会社を去っていってはいませんか?
仕事がたくさん集まることで業務量に不平等さが現れてしまったり、今いる会社でできることへの見切りをつけたりすることで転職を選択するのです。
もちろん優秀な人ですから転職先も見つかります。
また、優秀な人には自分のやりたいことがはっきりしている人が多いので、会社の方針と自分のやりたいこととのズレを察知しやすいのも辞めてしまう理由として挙げられますが、いずれにせよ優秀な人材を失うことは大きな痛手になります。
対立が顕在化する
組織の中で対立関係が出来上がってしまっては、業務に集中できません。集中できないどころが足の引っ張り合いになりかねません。
そんな状態で業績が良い方向に向かうはずもないでしょう。
当人たちはバレていないつもりでも空気がピリピリしているのでなかなか声をかけられない…なんてことも。
それに社内政治や派閥が関わってくるとますます手のつけられない状態になります。
対立関係や不信感が募った会社の空気感はいるだけストレスの原因になります。
トップダウンの傾向が強い
仕事が全てトップダウンだと、意見を出しても取り上げてもらえなくなる危険性があります。
また、全て上司に握られているにも関わらず、責任は丸投げなんてことも。
最悪仕事に対して何も自分で能動的に考えられずに「はい!」と言い続けて成長が止まる羽目になります。
これは職場崩壊も近づいていると言えるでしょう。
経営陣へ不信感を抱いている
いわゆるトップに対して不信感を抱き始めると、経営方針や経営理念、さらには今行なっている業務に対しても不信感が出てきます。
その状態になると、手を抜こうとしていなくても業績が芳しくない状態になってしまいます。
理念ではこう言ってるけど机上の空論すぎない?
という理想と現実のギャップは不信感につながりやすいです。
なぜ職場崩壊は起きるのか
トラブルが起きても共有しない
トラブルを起こしてしまってもことが大きくなるまで共有しない、相談しない場合、トラブルの火消しに社内の多くの人が駆り出されてしまいます。
これによって起こりうるのは会社が損失を被る可能性が高まるだけではありません。
多くの人が駆り出されることによって、人材を育成する時間が割かれてしまったり業務量が過多になってしまう人が出て来て体調を崩してしまったりします。
また、人ですから苛立ちを覚えて、不信感を募らせるきっかけにもなるでしょう。
コミュニケーション不足
トラブルが起きた時だけではなく、普段から会話や挨拶のある会社でしょうか?
常におしゃべりしなさい、と言うわけではないですが、困った時にお互いをカバーしあったり会議の時にどんな年次でも意見を出したりできるような雰囲気は必要なものです。
事実、最近「心理的安全性」という言葉が注目されています。
リクルートワークス研究所によると中途入社者の活躍には「真面目な雑談が大事」という調査結果もありますからね。
出典:https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitcareer/news/20200121_JP.pdf
社員のことを大切にできていない
社員が抜けたらその分補充すれば何とかなるわけではありません。
捨て駒のように社員を使っている会社やそういう気持ちが見える経営方針では不信感や自分の将来への不安ばかりが募っていきます。
また、不信感や対立関係で溢れている職場はギスギスしていて、業務以外でも気を遣うことが増えて心身ともに疲労が溜まっていきます。
社員を大切にできていない会社では職場崩壊が起きてしまいます。
職場崩壊が起きた時にとるべき行動
転職活動を始める
今すぐ転職するということも必要かもしれませんが、それ以上にまずは外の世界を覗くことで冷静に自社を見つめ直すことが不可欠です。
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自己分析を深める
転職の際には履歴書に加えて職務経歴書が必要になってきます。転職サイトへの登録の段階でこの2つを書かなければスカウトなどが受けられない仕組みになっているところもあります。
履歴書を書くにしても、職務経歴書を書くにしても、自己分析をしっかりと行わなければなりません。
あなたが経験やスキルの棚卸しをしたり、自分の志向性を言語化してみてください。
自分の気持ちを言語化するのが苦手な方はマジキャリの無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。
退職代行サービスを利用する
辞めたくても辞めさせてくれないような会社の場合には、素直に退職代行サービスを活用しましょう。
職場崩壊 – まとめ
いかがでしたでしょうか?
職場崩壊とは働く上での人間関係や組織のバランスが崩れ、会社が正常に機能していないことを指します。
職場崩壊が起きる6つの前兆はこちらです。
- トラブルメーカーがいる
- 人材育成ができていない
- 優秀な社員が辞めていく
- 社内対立の顕在化
- トップダウンの傾向が強い
- 経営陣へのの不信感が募っている
また、残念なことにこうした職場崩壊が起きる原因は以下の3つです。
- トラブルを無視して対処しようとしない
- コミュニケーションが不足している
- 社員を大切な「人」として扱っていない
そして、こうして職場崩壊が起きてしまった時、起きそうな時にあなたができることはただ1つ。
その会社を脱出することです。
職場崩壊した会社に居続けると、その会社の考え方に染まっていってしまいます。自分の心身を削りながら働いて生活していくことになるかもしれません。
そうなってしまう前に、この会社危険だなと少しでも思ったら早めに転職へ向けて動き出してあなた自身が崩壊してしまわないようにしてください。
会社にとってのあなたの代わりはいます。
でも、あなたの人生の代わりは誰にもできないのです。
だからこそ、自分自身の幸せを一番大切にした行動をとってくださいね。
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