優秀な人ほど潰される…怖い響きですが、本当にあるのだと思います。
そう思うのは、企業の説明会などでこんなフレーズをよく耳にするからです。
- うちは風通しがいい職場ですよ
- 社員の成長こそ会社の成長ですよ
それをアピールしているってことは、そうじゃない会社もあるってこと…?
今回は優秀な人ほど潰されてしまう理由と対処法をご紹介していこうと思います。
ただし、優秀だけど性格がめちゃくちゃ悪くて常に周りを見下しているから周囲にも嫌われている…というケースは考慮せずに書きます。
理由は2つあります。
1つは、私が言及したことで、自分の態度の悪さに気付ける人ならとっくに周りからの指摘で治っているはずだからです。
もう1つは、きっとこの記事にたどり着くほど悩んだみなさんですから、頑張り屋さんで、一生懸命な方なんだと思うからです。
優秀なみなさんが記事を読んだ後に
ほっ…肩の力を抜いてもいいんだ
と思えるように色々なことをお伝えしていければと思います!
ぜひ最後までご覧ください。
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優秀な人を潰す人は誰?
上司
部下であるあなたの評価を下すのは上司。
個人的に嫌いだから、自分に従順じゃないから、など全く正当ではない理由で優秀な人を評価せずに潰してしまうことはあります。
ちなみに私は部活の顧問にこれで潰されかけました!
同僚
あなたの仕事の優秀っぷりに嫉妬してしまって、大きなミスにつながるような引導を渡そうとしてきたり、あなたの評価を下げて自分を上げようとしたりすることで、潰しにかかっている人もいるのではないでしょうか。
自分自身
期待を背負いすぎて自分で自分を追い詰めてしまっているケースです。
なぜ優秀な人が潰されるのか
仕事が集中してしまう
優秀な人は「作業スピードが高い×作業の出来上がりのレベルが高い」から優秀な人だと認識されているのです。
最初から確実にハイスピード&高クオリティで上がってくるなら…と優秀な人にすぐ仕事を任せてしまうことは、負担が大きくなるばかりでなく、優秀な人材が他に育っていかないからまたあなたに仕事を任せるという悪循環を生み出します。
求められるものが高くなりすぎる
クオリティの高いものをずっと上司に提出していたら、それが当然になって当たり前のハードルがどんどん上がっていきます。
ちょっとでもミスが見つかると「(信頼しているから)お前に頼んだのにどういうことだ!」という事態に陥ってしまうかもしれません。
嫉妬からの嫌がらせ
本当は自分がああなりたいのに…という同僚からの嫉妬心が、あなたを潰してしまうことがあります。
例えば、重要な連絡をあなたにだけ回さなかったり、仕事をあなたに押し付けて他の同僚と仲良くする姿を見せたりとあなたに仕事面でも精神面でもダメージを負わせようとしてくるかもしれません。
上司の恐怖心
部下に自分のポジションが奪われてしまうかもしれない…
部下が自分より先に出世していくかもしれない…
本来喜ばしいはずの部下の成長具合が恐ろしくなってしまって、正当な評価を下さなかったり、無理難題を押し付けたりといった行動に出る可能性があります。
優秀な人が潰される前にできること
仕事を引き受けすぎない
確かにあなたならちゃちゃっとできる仕事かもしれません。
教える方が工数がかかるかもしれません。
でも、あなたに仕事を集中させて疲れていってしまわないためには周りに仕事を振ってできるようにならせることも大切です。
それじゃあ自己成長に繋がらない…と思っているあなた。
誰かに仕事を任せて一緒にやることでマネジメント力がつくと思えばすごくいい成長の機会だと思いませんか?
無理だと思ったら無理という
120%の完成度のものを求められて、期待に応えようと頑張るかもしれませんが、そこまでやるのが無理ならば最初から「今これくらい業務があるので、ここまでならできます」ということを相談しておきましょう。
期待させるだけさせておいて…とぐちぐち言われるよりも、最初から自分のキャパを伝えておきましょう。
日頃から周りとのコミュニケーションを取っておく
私は別に優秀ではなかったと思うのですが、会社員時代の後悔の1つとして、同僚とコミュニケーションを全く取らなかったことがあります。
困っていても誰にも相談できないことは結構辛かったですし、最後辞める時、もっと話せればよかったねとたくさんの人たちに言われました。
自分から相談できる環境を作っておくこと、孤独にならないことは、仲間を作ることでもあります。1人ではすぐに折れそうでもそばに誰かがいてくれたら支えになってくれるかもしれません。
ポジションを獲得する
誰にも文句を言われないようなポジションをゲットしましょう。
自分にとって嫌な上司と同じ立場に立ったり、出世していったりしましょう。
ポジションを獲得するということは裁量権を持てるということです。
自分で判断するという責任もありますが、伺いを立てる機会が減るとストレスも少しは減るかもしれません。
上司とうまくやる
上司が嫌味を言ってきても、うまいことかわしたり、逆に素直に受け止めたりすることで、上司の気分を適当におだててみてはいかがでしょうか?
自分が大人になってやっているんだ、くらいの気持ちでOKです。
優秀な人を潰そうとする環境には見切りをつけましょう!
さて、色々なパターンとそれに対する対処法をご紹介してまいりましたが…
人を潰そうとするような人がいる会社にはいる必要ございません!!
と声を大にして言いたいのです。
何故頑張って成長した結果会社に食いつぶされなければならないのか。
何故努力して頑張ってきたのに、妬み嫉みのせいで精神的に追い詰められなければならないのか。
理由なんてなく、ただひたすらに理不尽
そう思います。
今は昔と違って終身雇用が約束された社会ではありませんし、転職してスキルアップをして行っている人が大勢います。
だからこそ、転職はぜひ視野に入れてみてください。
辛くてしんどくて、ちょっと休みたい、という場合は退職でも構いませんが、ブランクをあまり作りたくない場合は転職活動をしつつ働いて、準備が整ったら去ると良いでしょう。
中には最後有給休暇を消化することで、1ヶ月くらいしっかり休んでから転職先に入社するケースもあるようです。
転職活動にも時間はかかりますので、もう無理だと限界がくる前に動き始めましょう。
そして、転職をする際には、転職サイトはもちろん、転職エージェントにも登録してみてください。
退職させてもらえない場合は退職代行サービスもあります。
世の中には色々なサービスがあふれていますので、積極的に活用して自分の負担を減らしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
優秀な人を潰す人は大きく分けて2パターンです。
- 他人
- 自分自身
後者の場合、自分で自分を追い詰めすぎないでください。
一歩引いて見渡すと、意外とあなたの味方は見つかるかもしれません。
具体的に、優秀な人材ほど潰されて言ってしまう理由はこちらです。
- 優秀だからと言って仕事を任されすぎる
- 求めるものが超ハイレベルだからこそ違った時にけなされる
- 仕事ができる嫉妬からくる周りの嫌がらせ
- 自分のポジションが奪われるんじゃないかと上司に恐怖心があるから
これらに対する対処法はこちらです。
- 振られても仕事を引き受けすぎない
- ハイレベルすぎるものは最初からそう伝える
- 周りとコミュニケーションを取って孤独にならないようにする
- 文句を言われないようにポジションを獲得する
- 上司をうまく立てておく
対処法を試してみるまでもなく潰しにかかっていると感じたり、もう潰れてしまいそう…と思っていたりするならば、今すぐその会社から離れましょう!
ええ…でも戦わないと、だって、会社ってどこ行ってもこんなでしょう…
と思ってはいませんか?
辞めることは逃げることではありません。
自分が自分らしくいられる環境を掴み取りに行っているだけです。
どんなに事業内容が素晴らしくても、やりたいことでも、まだ成長途中でも、辞めていいんです。
優秀な人を働けなくするような、誰かの人生を潰すような、そんな会社にい続けて素晴らしい未来を想像できますか?
あなたがやってきたことは正当に評価されるべきものです。
もし自分の価値がわからなくなっているならば転職エージェントを活用することで、自分のやってきたことを整理してあなたを欲しいと思ってくれる会社に行きましょう!
考えてもみてください。
1日の活動時間の中で、仕事をしている時間が一番長いはずです。
それが苦痛の時間であるよりも、評価されてのびのびと働ける時間の方がずっといいと思います。
潰れてしまう前に、潰されてしまう前に、より良い環境に行ってさらにステップアップしましょう!
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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