【中卒・高卒の方向け】就職転職に有利になるおすすめの資格10選

本記事ではこんな悩みを解消する、中卒高卒の方におすすめの資格をご紹介していきます。

筆者も決して学歴が高いわけではありませんが、今回紹介する資格のTOEICで高得点を獲得したことで、良いキャリアを形成できたと思っています。

また、保有者しか名乗ってはならない独占名称資格であるキャリアコンサルタント（国家資格）を取得したことで、キャリア面談でもより信頼をいただけるようになりました。

必ずしも学歴でキャリアは決まりません。

なぜ資格をとるの？資格を取得するメリット

具体的な資格取得を目指す前に、資格を取る目的を整理しましょう。

資格を取得することの意味がわかっていると、断然勉強の意欲がわくはずです！

①自分の価値を証明できる

資格を取得すると、自分のスキルを客観的に、そして明確に証明することができます！

言葉だけで、「こんなことができます！」と言っても説得力もなく、証明もできません。

例えば、身近な不動産で馴染みのある「宅建」は業務独占資格のため、保有者しかできない業務があります。

それだけ企業側からは重宝されるので、まさにあなたの価値を証明することになるでしょう。

②資格取得までの努力が評価される

特に新卒や第二新卒の時は、その資格自体よりも「取得までの努力」を評価してもらえることがあります。

取得しやすい資格もありますが、基本的に数百時間の学習が必要とされます。

1つのゴールに向かって努力を重ねられることは、仕事においても活躍できる要素の一つと言えるでしょう。

③書類通過率が高まる

資格の取得は、①で述べたようにあなたの価値の証明になります。

そのため、履歴書を提出した段階で効果的にあなた自身をアピールすることができます。

業務に関係のある資格があれば、書類選考を通過する可能性もグッと高まります。

④学歴よりも有効に働くことがある

資格は、高卒の方にとって大きな武器になるものです。

未だに学歴社会という面もありますが、学歴の差を資格によってカバーできることがあります。また、時に学歴以上に資格がアピールになることも！

資格で明確なスキルを証明している高卒者と資格や明確なスキルがない大卒者では、高卒者の方が有利になる可能性も多くあります。

⑤昇進・昇給の可能性が高まる

資格を取得することで、キャリアアップの可能性が高まります。

楽天では、TOEIC800点以上の取得を義務付けていることが話題になりました。

今のうちからあなたが目指す業界で必要となりそうな資格を取得することで、入社後も同期よりも一歩先に行くことができるでしょう。

⑥給与が上がる

資格手当を設けている企業は少なくありません。

特に施工管理や介護などでは、プロジェクト単位や施設単位で最低必要とされる資格保有者の数が決まっています。

となると、企業は少し高い給料をはらってでもそれらの人材を獲得しなければなりません。

その結果、有資格者は希少価値が高くなるため、給与も上がっていきます。

中卒高卒におすすめの資格10選

それでは、具体的に中卒・高卒の方におすすめの資格をご紹介します。

1. 簿記検定
2. 秘書検定
3. 登録販売者
4. TOEIC
5. 調理師
6. WEBデザイン技能士
7. 宅地建物取引士
8. 情報処理技術者試験
9. 介護福祉士
10. ファイナンシャルプランナー（FP）

簿記検定

簿記検定は、会計の基礎的な知識やスキルを習得することができる資格です。

会計の知識は、経理や財務部門をはじめとする様々な職種で必要とされます。

また、この資格は他の資格取得の際の前提条件としてもよく活用されます。簿記検定は、3級から1級まであり、難易度に合わせて取得することができます。

秘書検定

秘書検定は、秘書として必要なスキルや知識を身につけることができる資格です。

秘書の仕事は、広い範囲にわたり、コミュニケーション能力や応対能力など様々なスキルが求められます。この資格を取得することで、秘書としてのスキルアップに繋がります。

登録販売者

現在、スーパー兼ドラッグストアのようなお店が全国に新規展開しています。

そんな中、かぜ薬や鎮痛剤といった一般用医薬品の販売ができる登録販売者は重宝されます。ドラッグストアへの就職はほぼすぐに決まるでしょう。

社会的にも求められるニーズの高い資格です。

TOEIC

TOEICは、ビジネス英語に必要なスキルを評価する990点満点の英語検定試験です。この資格を取得することで、ビジネス英語に必要なスキルを習得し、グローバルなビジネスシーンで活躍できる可能性が広がります。

筆者もTOEICで915を取得したおかげで、学歴をカバーし就活や転職活動で評価していただけました。

個人的には、合否ではなく点数評価のため、受ける度に自分のスコアが上がりゲーム感覚で面白かったです。

調理師

コロナ禍で不安定とされた飲食業界ですが、長期的には安定しているとも言えます。それはAIに取って代わられにくい業態だからです。

自分のスキル一つで人気店にすることも可能でしょう。まずは、会社で修行するという観点で調理師免許を取ることをおすすめします。

WEBデザイン技能士

WEBデザイン技能士は、Webサイトやアプリケーションのデザインに必要なスキルを身につけることができる資格です。

インターネットの普及に伴い、Webサイトやアプリケーションは企業や団体の重要な宣伝手段として必要不可欠なものになりました。この資格を取得することで、Webデザインのプロフェッショナルとして活躍することができます。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産業界で必要とされるスキルや知識を習得することができる資格です。

不動産業界は、住宅をはじめとする不動産の売買や賃貸など多岐にわたります。この資格を取得することで、不動産業界で専門的に働くことができます。

不動産契約に必ず必要な業務独占資格となるため、有利な就職活動ができますし、実務経験を積めば不動産屋として独立も視野に入れることが可能です。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は、コンピュータやネットワーク、システム開発などの知識や技能を身につけることができる資格です。

IT業界で働くために必要な知識やスキルを習得することができます。

介護福祉士

介護福祉士は、介護の基礎知識や技能を身につけることができる資格です。

高齢化社会が進む中で、介護職はますます重要な役割を担っています。この資格を取得することで、介護職として専門的に働くことができます。

介護業界では、無資格で入って資格支援制度を整備している施設も多いため、まずは転職して実務と並行して取得することをおすすめします。

ファイナンシャルプランナー（FP）

ファイナンシャルプランナーは、資産運用や保険、税金などに関する知識を身につけ、クライアントの資産運用のサポートを行うことができる資格です。

金融業界で働くための知識やスキルを磨くことができます。

自身の家計設計にも役立てられるのもポイントです。

資格に加えて経験が大事

資格をとったらその業界で経験を積みスキルアップを図りましょう。資格は持っているだけではほぼ意味を成しません。

資格それ自体も重要ですが、特に民間企業では「現場で実際にやれる」という実行力が求められます。

TOEIC900越えてもビジネス経験がほとんどがない筆者のような人と、TOEICはないけどビジネス経験3年以上ある人では、当たり前のように後者が優先されがちです。

そのため、あくまでも資格は入口やスキルの証明などに使い、働いて実務経験を得ることを大事にしていきましょう。

資格をとってから就職でもよいですが、勉強しながら無資格で入社し資格支援制度を活用すると、金銭的にもスキル的にもコスパよくスキルアップやキャリアアップを叶えることが可能となります。

中卒高卒におすすめの転職サイト・エージェント

資格とともに実務経験を積むことが大事とお伝えしました。

強みがなく不安だと思う気持ちはよくわかりますが、実は学歴や資格がなとくもあなたと必要としている会社は山ほどあります！

学歴を気にすることなく、未経験でも挑戦できるおすすめの転職サイトとエージェントをご紹介します。

中卒高卒におすすめの資格 – まとめ

以上、高卒の方におすすめの資格をご紹介しました。

それぞれの資格には、専門的な知識やスキルを身につけることができ、様々な職種や業界で活躍することができます。

資格取得は、自己投資の一つとして将来のキャリアアップにつながりますので、ぜひ挑戦してみてください。