仕事にはミスがつきもの。
どれだけ成功している人だってミスをしなかったことなんてないでしょう。
でもそれを頻繁に引き起こしてしまっていたら、落ち込んでしまいますよね。
自分には向いていないのかな…
ミスするのが怖くて仕事に行きたくないな…
と思ってしまうこともあるかと思います。
今回は、まずはなぜミスが起きるのかその原因を探り、対処法をお伝えします。
ミス続きで「辞めたい」「しんどい」と思っているあなたの気持ちが、最後には前向きな方に向いていればいいなと思います!
どうぞ最後までお付き合いください。
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仕事でミスが起こる原因
気分が落ち着いていない
そわそわしていると、集中できずにミスを起こすことがあります。
この場合はなぜ心が落ち着かないのかを考える、もしくは、切り替えをきちんと行うことが大切です。
いい意味で浮き足立っていても、悪いことが起きて落ち込んでいる状態でも同じことが言えます。
自分で判断しすぎる
自分で判断して行動できることはいいことですが、その反面わからないことも確認したほうがいいことも、自分を過信しすぎて判断を全て自分で行ってしまうと、思わぬところでミスが発覚します。
プライドが高い人、人間関係や職場環境が劣悪で人に聞けない状況の人に起こりがちです。
メモを取らない
誰かに話を聞いてもメモを取っていない…ということはありませんか?
その瞬間では覚えたつもりでも、人間は忘れていく生き物です。
なんども同じことを聞くことは自分自身にも、相手にも負担がかかります。
そして、なんども同じことを聞くことによってどんどん聞きづらくなって、信頼関係が築けなくなってしまい、自己判断をし、ミスを引き起こすという負のループを作り出してしまうかもしれません。
ミスを隠す癖がある
ちょっとしたことだからいいや、とか自分がミスするなんてありえない、と思ってミスを隠していると、同じミスを繰り返していつか大きなミスにつながっていくこともあります。
体調が万全でない
風邪をひいている、心が疲れてしまっている。
そういう体調を崩してしまっているときは体調が万全の時と同等のパフォーマンスができず、いつもはしないようなミスを起こしてしまいがちです。
仕事でミスを未然に防ぐためには
「ほうれんそう」を怠らない
「ほうれんそう」=「報告・連絡・相談」のこと
どんなに小さなことでも、イレギュラーなことが起こったり引っかかることがあったら上司や先輩に話しましょう。
そうすることで人間関係を構築することもできますので、仕事のミスが減ることも踏まえれば一石二鳥です。
気持ちを切り替えるルーティンを作る
どんなことがあってもニュートラルな状態で働けるように、仕事とプライベートの切り替えのルーティンを作るといいでしょう。例えば、出勤時に好きな曲を聴いたり、今はリモートワークの人も多くなってきましたので、リモートワークといえどきちんと身なりを整えたりしてみてはいかがでしょうか。
小さなことでいいので、仕事への切り替えルーティンを作ることはオススメです。
わからないことは確認する
「ほうれんそう」と似ていますが、わからないこと、少しでも不安なことは確認をとってから取り組んでみましょう。
重要なポイントは、自分で考えてから、これで考え方があっているか「確認させてもらう」という姿勢をとることです。
前にも同じ質問をした場合や、人によってやり方が違う場合に有効な手段です。
メモを取る
メモを取る癖がない人は、シンプルに、人の話を聞くときは筆記用具を絶対に持つようにしましょう。
「こうするとミスが起きちゃうから気をつけてね」なんて重要なことを説明してくれる人もいるので、いつ、どんな時もどんな細かいことでも初めのうちはメモしてみましょう。
ミスをまとめて見返せるようにする
私自身がしていたことですが、その日にした質問それに対する答えと、その日に起きたミスを1日の終わりにまとめて見返す作業をしていました。
こうすると、どんな時にどんなミスをしてしまいがちなのかということや、同じミスを繰り返さないという意識づけをすることができます。
5〜10分程度でできますし、一度形にするといつでも見返せるのでオススメです。
体調を整える
いつもはしないミスをしてしまったり、ミスが続いて怒られてばかりで辛いあなたはまず体調を整えましょう。
何も鼻水や咳だけが体調不良ではありません。心の風邪だってあります。
「なにかおかしいな」と思うならば早急に手を打ちましょう。
仕事でミスしても気持ちを切り替えよう!
ありきたりだけど「失敗は成功のもと」
本当にありきたりですが一番難しいのがこの気持ちの切り替え、「失敗は成功のもと」と思うことです。
失敗から学ぶことはたくさんあります。
ここからどう変わっていくかが一番重要なので、起きたことは素直に受け止めても悲観的にならずに今からの自分の行動をより良いものにするための思考に切り替えましょう。
冷静になって失敗した原因を考える
ミスしたのはなぜか、その原因を探りましょう。
人の話を聞かなかったから?スケジュール管理ができていなかったから?
何が起きて何を叱責されたのか順を追って考えてみると、自分のここは改善できるな、というポイントが見つかるはずです。
失敗をした時こそ感情的にならないで、次に活かす方法を考えましょう。
自分を許す
失敗は成功のもと、とポジティブに考え、失敗した原因を見つけ、改善できたらあとは自分を許してあげましょう。
上司に怒鳴られてしまったかもしれません。みんなの前で恥をかいたかもしれません。
でも失敗はあなたの人格を否定していいものではないのです。
「自分なんか…」「他の人だったらこんなこと起きないのに…」そんな風に思わないでください。
あなたは今のままで十分素敵な人ですよ。
ゆっくり休む
休日や仕事終わりはしっかりと休みましょう。
イコール眠る、ではなく心の栄養を蓄えるために好きなことをして自分のことを満たしてください。
ミスしちゃったどうしよう…と暗い気持ちで反省を続けていても状況は変わりません。
私が実証済みです。
私もつい切り替えができずにミスを引きずってしまうのですが、それでは体調を崩してしまいます。
ミスを思い出して落ち込みそうなときは、心の中で「ミス」をくしゃくしゃにしてぽいっと捨てるイメージを持ってみてください。
イメージだけでは足りない人は実際にやってみてもいいと思います。
仕事でミスが続くから「辞める」という選択肢について
仕事でミスをしてしまう原因と解決策をご紹介してきましたが、それが実行できないケースにおいては辞めるという選択肢もあります。
例えば
・職場環境、人間関係が悪くて誰かを頼ることができない
・いじめを受けている
・人によって言っていることが変わる
・毎日涙をこらえて働いている
といった状況です。
ミスは出るし、頼れる人もいない、そんな八方塞がりの状態になって、あなたが心を酷く痛めてしまってしばらく休まなければならなくなるのは悔しいことです。
自分で決断ができるうちに「辞める」という選択をしてもいいのです。
それは決して逃げではありません。自分の幸せを掴むための選択です。
まとめ
ミスをしてしまう原因は大きく分けて2つです。
・自分の行動を省みる必要があるもの
→メモを取らない、ミスを隠す、自己判断するなど
・自分の考え方を見直す必要があるもの
→気分が落ち着かない、心身の状態が万全でないなど
これらからくるミスを防ぐためには、以下の対処法が挙げられます。
行動面
・メモ帳を持ち歩き、活用する
・「ほうれんそう」をきちんと行う
・確認を怠らない
・1日のまとめを作って見直せるようにする
感情面
・仕事への切り替えルーティンを作る
・休むときは仕事のことを忘れて休む
そして、もしミスをしてしまったのならば、失敗からきちんと学んで次に活かせるように気持ちを切り替え、何が原因だったのかを分析することが大切です。
ここで重要なことは、自分のことを決して否定しないこと。
そして、反省したあとはしっかり休んでまた頑張る力を体に蓄えてあげましょう。
しかし、もしもあなたのいる環境が、ご紹介したような解決方法では変わらない職場で、あなたが追い詰められてしまっているのならば、「辞める」という選択肢もあります。
どんなことにもミスはつきものです。
ミスを全くしないなんてことはありません。
だからこそ、ミスはあなたの人格を否定できるものではないのです。
もし、周りやあなたがあなた自身を今否定してしまっているのならば、あまりいい状況とは言えません。
あなたらしくいられる選択をしてください。
この記事を読んで、もう一度頑張ろうと思うも、ちょっともう辞めようと思うも、あなたが自分を否定しない選択ならば、それは前向きな選択だと思っています。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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