引きこもっていたら何が起きるかというと…
体力の衰えです!
これは私が実証済みで、今もちょっとずつ訓練中と言える状態です。
アルバイトをしていた頃も、帰ってきたら2時間くらい昼寝をしないと体力が持ちませんでした。
そして、最近フルタイムの人と同じ時間起きてずっと活動してみたら3日で降参しました。
これに関してはその時体調が良くなかったのもあるのですが。
体力がないとフルタイムで働くのは怖くなりますし、そうなると社会復帰なんて遠のいてすごくハードルが高く感じて、結局家にいよう、という思考になります。
さて今回はそんな私とあなたで一緒に体力を取り戻して社会に徐々に馴染んで行く作戦を考えていきたいと思います!
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引きこもった後に体力が落ちたなと思った体験談
まず最初に本当に何もできなかった時期があって、一年後くらいにちょっとずつ動けるようになってきたので、
じゃあ晩御飯の準備は私がするよ
と言ったのです。
スーパーと家はわずか500mほど。途中ちょっとだけ坂道があります。
ここでめちゃくちゃ息切れするようになってたんですよね。本当にショックでした。
そこからちょっとずつ体力作りをしてアルバイトとして働くようになったのですが、帰ってから寝ない日がほぼないという現実。4時間しか働いていないのに…。
フルタイムで働いている人はもっと大変なのに
なんて、さらにマイナス思考に繋がって行きました。
引きこもりで失った体力を取り戻すために実際にやったこと
ウォーキング
人に見られたくないあなた、今はマスクが当たり前の時代です!帽子もかぶれば身バレすることはないので堂々と歩きましょう。
ポイントは、最初からあまり遠くに行きすぎないことです。
最初から6kmのウォーキングを目標にしていたら続きませんでした。
私はいきなりのランニングも続きませんでしたが、もともと走っていた人ならばランニングでもいいと思います!
最初は10分とか、できる範囲で少しずつ始めましょう。
草むしりなど太陽に当たる時間を作る
とにかく太陽に当たるとそれだけで疲れるので、あえてなるべく太陽に当たるようにしていました。すると、夜きちんと疲れた状態で眠れて次の日の朝起きられるのです。
自分の家の草むしりでも、先ほど紹介した散歩でも構いません。
日光に当たってみてください。
動画を見て一緒に運動をする
ステイホームが推奨されるようになったことをきっかけに、多くの人がお家フィットネスの動画を配信しています。
自分がやってみたいな、と思うものや惹かれたタイトルのものを1つやるだけでも気分は変わってきます。
もしウォーキングと掛けあわせているならば、有酸素運動はできているので、筋トレなどをすると体力作りに最適でしょう。
体を動かすゲームをする
例えば一世を風靡した歩いてモンスターをゲットするようなゲームはウォーキングにつながりますし、最近ではそれと似たようなRPGもあります。
また、筋トレで敵を倒すゲームや、ボクササイズをするゲームなど、楽しみながらも体力作りをするツールがたくさん増えてきているので、おすすめしたいです。
私も初めは「こんなので筋肉つくの?」と思っていましたが…結果、結構筋肉と体力がつきました。
体力が少しでも戻ったら挑戦してみてほしいこと
外に出て人と話してみる
これすごくハードル高かったですが、働くより先にしたほうがいいです。
ご近所さんと話すと田舎暮らしだったので、
病気のこととか噂が立てられる…
と思ったので近くのカフェに毎日通うようにしました。
すると、顔を覚えてもらえたので、今日は〇〇ですね〜とか、オススメありますか?とかそういうちょっとした会話ができるようになってきました。
人と話すのもすごく気を使うことだと思うので、慣れるまでは15分ぐらいで帰ってその後ゴロゴロする、という風にしていたのですが、慣れた後はこれをしてもそんなに疲れないようになっていきました。
ぜひちょっとした会話を家族以外の人としてみてください。
短時間でいいのでアルバイトを始めてみる
やりたいことを優先して見てもいいのですが、アルバイトの中にはいきなり長時間勤務を求められるところもあります。
おすすめは、条件で選ぶことです。
私は、接客をしない、短時間勤務かつ徒歩圏内のアルバイト先を探しました。
週5とかで入れられた時もあったのですが、雇用していただいた時の条件と違うので、これ以上は働けませんと制限していました。
もちろん迷惑はかけたと思いますが、社会復帰へのリハビリが第一の目的なので、そこだけはブレないようにしました。
何が一番大切かを考えて働き始めてみましょう。
できた自分を褒める
ちょっとでも何かできたなら褒めてあげましょう。
「先ほど私は4時間しか働いていないのに、すぐ疲れて寝てしまう」と書きましたが、今まで0時間しか働いていないのにいきなり4時間!いきなり240分!いきなり14,400秒も働いたんですよ。
それってすごいことだと思いませんか?
フルタイムで働く人と比べたら…と思うかもしれませんが、それでも一歩前進です。比べる必要はどこにもありません。
5分散歩した。5分のフィットネス動画をやった。皿洗いをした。どんな小さなことでも、今日私はこれをやったんだ、頑張ったね、と1日の終わりに言ってあげてください。
疲れたら自分と向き合う時間にする
疲れた〜という日もあると思います。そんな時は自分と向き合う時間にしましょう。
心が今日は動けないよと言っているならゴロゴロでもいいです。
なんかモヤモヤしているなと思ったら何にモヤモヤしているのか考える時間にしてみてはいかがでしょうか。
なんでもいいから前に進みたいと思うならば、自分が前に進むための行動をしてください。
自分のために使う時間は、働くようになったらあまりたくさん取れません。
今しかできないことをやりましょう。
焦りと無理は禁物です
他の人がやっているからしなきゃ、休んでいる場合じゃない、そう焦る気持ちもわかりますが、自分に無理をさせてしまって体調を崩したらまた0からのスタートで今まで頑張ってきた意味がありません。
焦りも無理も時として必要ですが、あなた自身に頑張りすぎてしまう傾向があると思ったり言われたりして、「何かしなきゃ!じゃないと生きている意味がない!でもどうしよう!」となっている時は一旦落ち着きましょう。
立ち止まることは悪いことではありませんよ。
アルバイトをしている時、パートを掛け持ちするママさんたちとたくさん出会いました。
そういうママさんたちも、隙間を見つけて休んでいると話してくれました。
「じゃなきゃやってらんないじゃない!」
と私の悩みを笑い飛ばしてくれました。
後もう1つ、「あなたは若すぎたのと真面目すぎたので社会での力の抜き方を知らなかっただけ。あなたが悪いわけじゃない。」と心療内科の先生に言われました。
きっとフルタイムでバリバリ働いている人も自分なりの息抜きの方法を知っていて、うまく力を抜きながら働けているのだと思います。
「こうしなきゃ」「ああいうふうにならなきゃ」という理想像を強く持ちすぎて、そのギャップに辛くなっているならば、焦りすぎなくてもいいんだと自分に言い聞かせてください。
ママさんの言葉を借りるならば、
休み休みやらなきゃやってらんないじゃない!
ということです。
焦りと無理で自分を追い詰めすぎないように、気軽な気持ちでいきましょう。
まとめ
何をするにも体力は大切です!
衰えてしまった体力を取り戻すためにできることはこちらです。
- ウォーキング/ランニングをする
- 太陽に当たる時間を作る
- 動画をみて体を動かす
- 体を動かすゲームをする
そして、少しでも体力が戻ったなあと思った時には、次のことをやってみてください。
- 家族以外の人と会話する機会を設ける
- アルバイトを始めてみる
- ちょっとでもできたら自分を褒めてあげる
- 疲れた時は思いっきり休む
何を始めるにしても、思った以上に体力は削られるものですので、少しずつ体を慣らしていくつもりで始めてください。
焦る日もくると思いますが、焦ってまた心や体を壊しては元も子もないです。
大切なのは、自分にもできたんだ!という成功体験を積みながら体力をつけていくことです。
体力とともに自信も取り戻して行きましょう!
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