なんで残業代がでないのですか?
「うちの会社はみなし残業制だから」
なんで今月給与が減額されているんですか?
「年末調整で給与が下がっただけだから」
実際に筆者が違和感を覚えた言葉は沢山あります。
勤めた会社がまさにいわゆるブラック企業でしたが、当時右も左もわからなかった筆者にとっては「これが普通なのかな」と「ほかの会社もきっとこうなのだろう」とかそんなことばかり考えて飲み込んでいました。
普通じゃありません。
今回はあなたの会社がブラックなのかを判断いただくため、筆者の実体験を基に50の特徴をご用意しました。もし、この項目に1つでも該当しているのならブラック企業かもしれません。
転職を考えている読者にとって後押しとなる判断材料になればなによりです。
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変な会社の特徴
危ない会社の特徴ってなんだろう。。。
- 月平均残業時間が45時間以上
- 残業代・休日手当が出ない
- 定時以外の時間に会議がある
- 定時以外の会議でも基本強制参加
- 打刻の概念がない
- 休憩時間の確保がない
- やる気=残業に比例していると考えている
- 上司が怒鳴る、嫌味を言うことがある
- 業務外のことで怒られたりする
- 基本給が最低賃金スレスレで、他謎の手当てにより賃上げされている
- 正社員がおらず、業務委託や契約社員・パートタイム勤務
- 社会保険未加入
- 厚生年金等の支払いがない
- 有給の設定が曖昧、消化率も不明
- 移動の交通費や雑費等が実費請求
- 離職率が高く人の入れ替わりが多い
- 辞めた人の業務内容がわからず引継ぎも行われていない
- 研修制度がなくOJTでごまかされる
- 定時前に朝礼等があり労働時間に含まれない
- 必要不可欠な工程を省くよう指示がある
- 欠員補充の際にそもそも辞めてしまった人しか業務がわからない
- プライベートで飲みやゴルフ等の強要がある
- 上司のプライベートでの手伝いがある(引っ越しや運転等)
- 電車遅延や体調不良も基本的には自己管理の責任となる
- 社長の奥さんや息子さんが優遇され何も咎められない
- 年間休日数や勤務時間が法廷外
- 休日が月6日以下
- 小さな会社規模にも関わらず常に複数ポジションで求人を出している
- 納期やスケジュールの変更が直近でないと判明しない
- 上司が部下に責任を押し付ける
- 上司が功績を横取りする
- 契約のためのキックバックが黙認されている
- 休日出勤や残業が評価される
- プライベートの時間が確保されていない
- 社用携帯はなく私用携帯でお客様とやりとりする
- 社内での連絡ツールが私用番号・メール
- 評価制度が曖昧で変動が大きい
- 役職のはく奪や給与の減少等が頻繁にある
- 求人票の内容と異なる
- 社長のいうことは絶対で方針が変わりやすい
- 先輩社員の給与が以上に低い
- 人事が存在せず社長が兼任している
- 休憩時間も基本的には電話をとらなければいけない
- 高齢の従業員しかおらず新卒が入ってこない
- 既婚者がいない
- 営業指針や目標設定などがない
- 社内イベントは強制参加
- 意味の分からない業務がある(草むしり等)
- PCのスペックが異様に低い
- 従業員同士の交流が禁止
上記が筆者の実体験を基にした特徴になります。
1つでもあてはまる特徴があれば危険です。
「本当にこんなことあるの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、全て筆者の実体験になります。
あまりにも衝撃的だった変な会社の事例
あまりの衝撃で上記には記載しませんでしたが、実際に働いていた会社であった事象としまして、
- 社長の息子が出社はせず奥さんが毎日打刻していて働いていることにしていた
- 社長の機嫌が悪いせいで公共機関の使用が認められず営業全員徒歩で東京23区を営業する
- ミスをした社員が終電まで駐車場の掃除を命じられる
- 自販機のポイントを貯めていたら減給
今でこそ衝撃的ですが、当時はこれが社会の当たり前なのかと思い働いておりました。当時の自分を叱ってやりたいです。笑
「この会社おかしいな」と思ったら即転職しましょう。
とはいえ、すぐに動き出すのも勇気がいりますよね。
一応いい部分もあるし、まだ頑張ろうかな…
頑張って就活して入れた1社だし…
職務経歴書に傷がつくかもしれない…
自分なんて転職できるわけがない…
ついついこんなことを考えてしまうかもしれません。
しかし、最終的に自分の身を守れるのは自分だけなのです。
ボイスレコーダー等で証拠を集めても、非常識な会社には通用しないこともあります。
職務経歴が心配でしたら、細々と勤務しながら業務外で戦略的に転職活動を行いましょう。
転職エージェントをうまく活用すれば基本的に問題ありません。
転職活動がうまくいけば、心も落ち着いて余裕がでます。
「どうせ辞める会社だから」そう考えると理不尽や不条理等も笑って見過ごせるようになりますよ。
退職の引き止めがきてしまったら
実際に筆者も退職するときはかなり引き止められ、近くの喫茶店で4時間以上説教をされました。
しかし、退職することは、有給の消化は労働者の権利ですので1か月前に退職の意思を示して、有給消化を行い気持ちよく次の会社で準備を行いましょう!
もし恐怖で退職が伝えららえない、どうしても退職届けを受け取ってもらえない時は「退職代行」にお願いするのも1つの手段です。
電話1本でスムーズに手続きをしてくれます。
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変な会社 – まとめ
異常な会社は悲しいですが交渉・改善等が困難です。
もしあなたの会社が異常だった場合は早めの転職を心からお勧めします。
筆者自身、月残業が180時間を超え残業代も払われないブラック企業に勤務していました。社長からは怒鳴られ殴られ、部長は見て見ぬふり。心身ともに限界で、毎日起きて電車に乗ることも困難でした。
今は心の底から「あの時会社を辞めてよかった」そう思えます。
以前は評価されなかったことも転職先では褒められ、しっかりと研修を受けて給与もあがりライフワークバランスもしっかりとととのっています。
もし今つらい人がこの記事を読んでいるなら、辞めることは悪いことではなく「チャンスを掴むために前に進む行為」なのだと受け取っていただけたら幸いです。
この記事が1人でも多くの方の役に立つことを祈っております。
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