毎日、残業続きでつらい…
隣のあの人はいつも定時で帰っているから優秀だな…
こんなことを思いながら仕事をしていませんか?
残業をしない人は果たして優秀なのでしょうか?
今回は、残業をしてしまう人としない人の違いを考え、残業で辛くなってしまっているあなたに残業をしない人になっていくために今からでもできることをお伝えしていきます。
※ここでは、仕事を放り出して帰るから残業をしないという人や、家に持ち帰ってサービス残業をしている人のことを「残業しない人」として扱いません。
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残業をしてしまう人はどんな人?
残業をしてしまう人の特徴はどんなものが挙げられるのでしょうか。早速見ていきましょう!
仕事が終わらない
単純にやるべき仕事が残ってしまっているというパターンです。
業務内容が圧倒的に多いのか、それともうまく仕事を回せていないのか、どちらかだと思います。
超真面目
みなし残業代もらっているからその分は働かなきゃいけない…
という謎の強迫観念に駆られているのはあぶない状態かもしれません。
結果、業務を効率的に行うにはどうすればいいかなどといった考えがなかったので、仕事に慣れても無駄にやるべきことを探して残業時間は伸びていく一方でした。
周りの人が残業していると帰りづらく感じる
同期のあの人は残業して「頑張って」いるのに自分は頑張っていないなんて思っていませんか?
早く帰ることは悪いことではありませんし、周りが残業しているからと言って残業しなきゃいけないルールはありません。
残業代が欲しい
残業代が欲しくてみなし残業分を超過して働こうとしている人もいます。
ですが、その分自分の時間が削られていっていることを思い出してください。
残業をしない人はどんな人?
仕事以外に大切なことがある
定時で業務を終了している人の多くは、プライベートの時間をとても大切にしています。
例えば家族で過ごす時間、自分の趣味に充てる時間。
もっと具体的に言うと私の父は野球が大好きなので、いつもプレイボールに間に合うように帰ってきます。
ゴールを決めている
今日はどこまで仕事を進めるか明確に決めている人が多いです。
前職の営業職の先輩は、今日は2件契約を取る!と言って取れたら本当にすぐに帰って行っていました。
また、企画の先輩は、考えることが仕事だからいつまででもやれてしまうから、時間で区切るようにしていると話していました。
特に時間ベースでゴールを決めて行うことは、業務の効率化も一緒に考えられるので残業をしないために有効な手段と言えます。
諦めも大切
もちろん納期は守った上で、ですが、今日やろうと思っていたことがどうしても終わらないと言う事態になったら諦めて次の日早めに始業するなどして切り替えをしています。
目標はあくまでも目標。
人間の集中力はそう長く持ちませんので、目標を達成するためだと言ってだらだらとやってしまうと、時間だけを浪費して、次の日に疲労を持ち越してしまいます。
そうならないために、残業しない人はある程度で切り上げる判断力を持っています。
人に頼ることができる
自分の許容量を超えた仕事は「できない」ときちんと言う、わからないことがあったらすぐ聞くなど、自分一人で仕事を抱え込まないようにしています。
残業をする人としない人の違い
時間に対する意識をきちんと持てているかどうか
時間はみんなに平等に与えられているもの。無限にあるものではありません。
最初は時間がかかって当たり前、ワークライフバランスは人生全体で取って行くものだと言う話を聞いたことがあります。
この考えに納得いく部分はありますが、だからと言ってだらだらやるのではなく、どうやったら効率よくできるようになるのか考えながら仕事をし、成長していくことがこの言葉の真意なのではないでしょうか?
時間の有限性を理解して行動できるかどうかが残業をするしないの大きな分かれ目になってきます。
仕事の処理速度
私の父と母がまさに対極なのでご紹介させてください。
父は隙間時間を見つけて仕事を早く終わらせるタイプでで母はゆっくり着実にというタイプです。
人それぞれあると思いますが、仕事の処理速度が速くなれば今の残業している時間をプライベートに充てることができます。
母を見ていて思うのは、あれもだったこれもだったと後からいろんな仕事を思い出して、今日も残業だ…といっているので、自分の仕事を全て把握することが大切なのではないかと言うことです。
環境(会社)の良し悪し
どれだけ優秀な人でも、残業が当たり前、優秀だからこそ仕事が集中すると言う職場環境にあると、なかなか残業から逃れられなくなってしまうこともあります。
さらに、パソコンのログなど自動で業務時間を管理しているのではなく、残業時間が自己申告制の場合、残業時間はみなし残業内に収めるように操作されてしまうかもれません。私はそうでした。
会社のやり方のせいで残業ばかりになってしまっているのならば、転職をして残業時間をきちんと管理してくれるところに行くのも1つの手です。
残業をしないために今からできること
やるべきことを整理してから取り掛かる
朝一番に今日やるべきことをしっかり整理しましょう。
自分のタスクをしっかり理解することで、どのタスクにどれくらい時間をかけるのかを決めることができます。
ただし、パツパツにすると、達成できなかった時に予定が崩れていく絶望感があると思うので、ある程度余裕を持って予定を組みましょう。
長いスパンで業務の優先事項を決める
仕事を【重要度】と【緊急度】の観点で4つに分類するといいと言われています。
- 重要度が高い×緊急度の高いタスク
- 重要度が低く×緊急度の高いタスク
- 重要度が高く×緊急度の低いタスク
- 重要度が低く×緊急度の低いタスク
これらに当てはめて考えることで、長いスパンで見た時に今持っているどのタスクに着手していくべきか決めることができます。
重要度が低く、緊急度の低いタスクは本当に今取り組むべきなのかを判断し、可能であれば一旦置いて別のタスクに時間を配分すると言う選択肢も視野に入れていきましょう。
スケジューラーを活用する
残業が少ない人にどう仕事に取り組んでいるのか実際に聞いてみたら、スケジューラーを見せてくれました。
私は飛ばされてきた会議ぐらいしか入れていなかったのですが、その人は何をどの時間にやると言うのも全て書き込んでいてスケジューラーがぎっしりでした。
また、期限があるものはその期限も書き込んでおくことで、期日を破らないように工夫されていました。
やるべきことを整理して、業務の優先事項を決めたら、スケジュールを可視化すると良いかもしれません。
スケジューラーに入れることでリマインドも飛んでくるのでなお時間に対する意識が高まるのではないでしょうか。
自分がその日仕事以外でやりたいことを持つ
その日、家に帰ってから何をしたいのか決めましょう。
映画やドラマを見るでもよし、早めに眠るでもよし、ゲームをするでもよし。
仕事のスケジュールだけでなく、プライベートのスケジュールも立ててしまいましょう。
楽しい目標が1つあると、モチベーションも上がるのでそのために頑張れると思います。
周りの人と協力する
周りの人と協力すると言うことは、わからないことにいつまでも1人で悩まずに、自分のまだ知らないことならすぐに聞きにいくことです。
それと同時に、作業の分担もしましょう。あなたが優秀な人であるからこそたくさん仕事が割り当てられるのかもしれませんが、あなただけが頑張る必要はどこにもありません。
同期や先輩、時には上司に相談をして適切な業務量で働きましょう。
知り合いには1人で仕事を抱えて1ヶ月の残業時間が100時間を超えた人もいますが、それではいつか体を壊してしまいます。
周りの人と協力して働きましょう。
残業しない人が優秀 – まとめ
いかがでしたでしょうか。
残業をする人としない人の差はズバリ「時間に対する意識」です。
1つ1つの仕事にかける時間の意識でもあり、自分の持つプライベートの時間への意識でもあります。
自分のタスクマネジメントが足りていないなと思う方は、
- 朝やるべきことを整理する
- 長いスパンで見た時の仕事の優先度を決める
- スケジューラーを活用して自分の仕事を可視化する
- プライベートでやりたいことを決める
- 周りの人と協力して仕事を進める力をつける
この5つを実行してみてください。
こうして自分の力で変えられることを変えて、それでもなお仕事量が多すぎると言う場合は、あなたではなく会社の体質に問題があるかもしれません。
会社の体質はなかなかあなたが変えられるものではありませんので、身体を壊す前に転職を視野に入れても良いでしょう。
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残業は必要な時だけ。時間に対する意識を変え、さらにタスクマネジメント力を上げてどこに行っても通用する優秀な人材になりましょう。
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