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ヘッドハンティングの電話がかかってきたときに知っておくべきこと・気をつけたいこと

家事をしてリビングから離れていたらいきなり仕事中の夫が現れました。

何とヘッドハンティングの電話がかかってきたそうです!

なんで夫がびっくりしたのかと言いますと、

  1. 社用携帯にかかってきた
  2. 名前を知られていた
  3. 「いろんな方から優秀な方だと聞いて」と言われた

この3つだったそうです。

誰から、どんな風に、どうして自分の社用携帯の番号と名前が漏れてその職種の経験者だと知られたのか…なんだかすごく怖いですよね。ていうかいろんな人って誰?!

今回は「電話でのヘッドハンティング」について考えていきたいと思いますので、今まさにその電話がかかってきたあなたはぜひご一読ください!

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目次

ヘッドハンティングについて

そもそもヘッドハンティングって何?

ある企業の人材を他の企業が引き抜くことです。

「引き抜き」との違いは、かつては「役職を持っているかどうか」だったそうですが、近年ではほぼ同じ意味で使われています。

ヘッド、すなわち役職を持った企業の経営層を自社へと引き抜くことをヘッドハンティングと読んでいたそうです。これをエグゼクティブ・ヘッドハンティングと呼びます。

ただし、昨今優秀な人材の獲得が難しくなってきているという現状から、ハンティングするのがヘッドだけで無くなってきているようです。

転職を潜在的に考えている人に直接アプローチし、確実に優秀な人材を手に入れることができるという点においてメリットを感じ、活用している企業もあるようです。

指名スカウト形式とロングリスト形式の違い

ヘッドハンティングの際によく聞く言葉が「指名スカウト形式」「ロングリスト形式」です。

指名スカウトは名指しでのヘッドハンティングのことを指します。選考の際もひたすら口説かれる、こちらがよくあるイメージだと思います。

ロングリストはヘッドハンティングを委託された企業が、指定された条件に合う人を何人かリストアップしてだーっと連絡をするという方法です。

指名スカウトに対して、母数を広く取っているので、入社までの流れも一般的な転職時の面接と変わらない場合があります。

あなたをどれだけ必要としているのかという部分が違ってくることで、入社までの流れも変わってきます。

気になる方は「私以外にも対象者はいますか?」など質問して見ることで判別がつきます。

ヘッドハンティングの電話は誰からかかってくるのか?

パターン1:企業から直接

私の夫のパターンがこちらです。

企業側から直接接点を取ってくるというパターンです。

よくあるのは、昔から取引のある会社や、取引先としてやり取りをしていた人材の仕事ぶりを見て連絡をするというものです。

パターン2:企業から依頼を受けたヘッドハンティング会社

こちらが主流なのですが、企業から依頼を受けたヘッドハンティングを専門とする人材紹介会社が、企業の要件に応じて合致した人材にヘッドハンティング会社の人が直接連絡を取るというものです。

対象企業から直接の連絡ではないので、そのヘッドハンティング会社とあなたを求めている企業がきちんと存在しているのか調べる必要があります。

パターン3:エージェントからかかってくる

転職エージェントからオファー連絡が来ることもあります。

パターン2との違いは、特定の企業からの依頼を受けていないことです。

多くの場合があなたが登録している転職エージェントが、要件に合致しているから電話をかけてくるというケースですが、中には登録していないのにかけてくる、いわゆる自社への登録の営業電話の場合もあるようです。

パターン4:ただの詐欺っぽい電話

怪しい会社、つまり自分のことを名乗らなかったり、あなたの情報の入手先を言わなかったりする会社、そして、調べても全然出てこない会社やそもそもヘッドハンティングを行なっていない会社からの電話もあります。

可能性としてはいくつかあります。

  1. 「セミナー」に誘導して講習料などを手に入れたいと目論んでいる
  2. 競合他社や今勤めている会社がなんとかしてあなたをやめさせたい
  3. 自社側があなたに役職を任せたいので、自社への忠誠心を確かめたい

ひえ〜こんなことってあるんですね…

必要な情報を教えてこなかったり、あなたのことを知りすぎている、もしくは知らなすぎている場合に多いですので、自分のキャリアを築くためにも注意して相手の話を聞きましょう。

電話のヘッドハンティングで気をつけたいこと

興味がない場合はきっちり断る

どのパターンであれ、相手はあなたを引き抜こうと必死です。だから連絡もとてもこまめに取ってくるようです。

アポ取り、アポ獲得へのお礼のメッセージ、しつこいくらいのクロージングなど…。

アポ獲得の電話も食い下がってきて、クロージングもものすごく粘るという話はよく聞きます。

本当に興味がないときやその連絡を取るのが面倒な時はきっちり理由を話して断りましょう。

ただし、会社にいるときにその電話がかかってきたら気まずいものです。電話を長引かせないために一旦話を聞く人もいらっしゃるようですので、その際は強い意志を持って臨みましょう。

信頼できる会社か見極める

先ほどから少しずつお伝えしている通り、詐欺まがいのヘッドハンティングも存在します。残念なことに。

だからこそ、電話がかかってきた後に電話番号検索をしたり、名乗った場合はその会社のことを調べてみたりすることは必須です。

また、会社だけでなくヘッドハンター(ヘッドハンティングの連絡を取ってきた人)のことも見極めてください。

中には成績のために強引に話を進めてくる人もいるようですので、気をつけましょう。

条件に飲まれてすぐに話に乗らない

ちょっとヘッドハンティング受けたってかっこいいじゃないですか、って私は思うんです。

だからと言って浮かれて何も調べずに「はい!はい!」とことを進めることにはいくつかの危険が潜んでいます。

すぐに退職を決めること

ヘッドハンティングの電話=内定確定ではありません。

実際に選考を受けて見たら落とされるということもあります。

さらに、もしあなたを退職させたいだけのヘッドハンティングだったら…怖いですよね。

だからこそ、冷静になって自分のキャリアについて考えることが重要です。

高額すぎる待遇にすぐ飛びつくこと

待遇にはそれだけの成果を求められます。

もしその求められた成果を残せなかったら待遇や役職が下がってしまう可能性もあります。自分にできる範囲なのか、どんなことを求められているのかきちんと話を聞いてから判断してください。

ヘッドハンティングで転職するメリット・デメリット

メリット1:好条件での転職が可能

あなたを求めている企業はあなたの能力を買っていて、さらに欲しいと思っています。

だからこそ、求人サイトに出しているものよりも良い条件を提示されることもありますし、あなたの方から待遇面の交渉を行うことも十分に可能です。

よって、より好条件での転職を叶えることができるのです。

メリット2:今までの経験を活かしてステップアップできる可能性が高い

もちろんいろんなことを吟味した上で、ですが、今までの経験を活かしてもっと成長したいと思っている方にとって、ヘッドハンティングはいい成長の機会になりうるものです。

ヘッドハンティングはあなたに大きく期待がかかった採用手法。それに応えようと努力を重ねるはずです。

そうすることで、今まで身につけてこなかったスキルを身につけたり、より難易度の高い仕事に直面したりと成長の機会がたくさん待っています。

デメリット1:即戦力として欲しているので求められるものが高い

一方でデメリットとして最初に挙げられるのは、あなたに求められているものがとても高いものである可能性です。

はじめからあなたに対して高い報酬を約束するほど期待は高いので、その分結果を早くに求められてしまいます。

期待に応えられなかったらどうしよう…

精神的に追い詰められるだけでなく、契約条件が実際に悪化することもあります。

デメリット2:今の職場とうまくいかなくなることもある

同じ業界に転職した場合に起こりうることです。

「あいつはうちよりあっちを選んだ」という印象が強く残るので仕方がないことかもしれません。

これは蛇足ですが、今問題になっているように競合他社に移る際に元いた企業の情報を渡すことはもちろんご法度ですよ。

まとめ

ヘッドハンティングについてのまとめはこちらです。

  1. かつては引き抜きと意味合いが違ったが、近年ではほぼ同じ意味で使われている。
  2. 指名スカウト形式が一番一般的なイメージに近い。
  3. ロングリスト形式だと普通に選考を受ける必要がある。
  4. 詐欺まがいの電話の場合もある。

ヘッドハンティングの際に気をつけたいことは以下の通りです。

  1. しつこい場合もあるので自分の意思を貫く勇気を持つ。
  2. 電話をかけてきた会社とあなたを採りたい会社、両方の調査が必要。
  3. 浮かれてすぐに転職に飛びつかない。

ヘッドハンティングでは高い期待をかけられて好条件を提示される分、即戦力となって結果を残すことが求められます。

そのスピード感が辛そうならばやめておいたほうがいいですし、いや自分はできる!と思うならば転職に至っても良いと思います。

いずれにしても、最も重要なことは自分自身と自分のキャリアを守るために自分から積極的に動くことです。
流れに飲まれてしまわないように気をつけてください。

今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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