高卒だけど就職は大丈夫かな…就職の際に武器になるものが欲しい!
高卒でも取れるおすすめの国家資格って何?
今のあなたは、こんな風に感じていませんか?
また、資格は取っておいた方が良いよ!と周囲の人から言われ、検索している方もいるかもしれません。
現在資格は、民間資格も合わせると4000種類と言われる程たくさん存在しています。
そのため資格の選び方を間違えると、せっかく取得したのに仕事に役に立たなかったなんてこともあります。
では高卒の方でも取れる資格や、就職・転職活動に有利な資格にはどんなものがあるでしょうか?
今回は民間資格よりも効力があり大きな武器になる国家資格に絞って、高卒の方におすすめの資格をご紹介します。
また、資格取得、そしてその先の就職・転職活動を成功に近づけるために役立つ情報もご紹介します。
今回の記事の内容は以下の通りです!
- 資格を取得するメリット・意味
- 高卒の方におすすめの国家資格
- 資格を選ぶ際のポイント3つ
- おすすめの資格勉強法
- 一人で不安な時の就活の進め方
少しでもこの記事で皆さんの役に立てれば、という思いで書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!
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なぜ資格をとるの?資格を取得するメリット
この記事を読んでいらっしゃる方は、資格をとりたいと思っている方が多いと思います。
でも実際資格をとる意味って何でしょう?
資格を取得することの意味がわかっていると、断然勉強の意欲がわきます!
まず初めに資格取得の意味やメリットを確認しましょう。
①自分のスキルを証明できる
資格を取得すると、自分のスキルを客観的そして明確に証明することができます!
言葉だけで、「こんなことができます!」と言っても説得力もなく、証明もできません。
資格は自分のスキルの証明になるため、就職活動においても大きな武器になるでしょう。
また、資格取得のための努力が評価されることも多くあります。
②履歴書でアピールすることができる
資格の取得は、①で述べたように努力やスキルの証明になります。
そのため、履歴書を提出した段階で自分のスキルをアピールすることができます。
業務に関係のある資格があれば、書類選考を通過する可能性もグッと高まります。
③学歴よりも有効に働くことがある
資格は、高卒の方にとって大きな武器になるものです。
未だに学歴社会という面もありますが、学歴の差を資格によってカバーできることがあります。また、時に学歴以上に資格がアピールになることも!
資格で明確なスキルを証明している高卒者と資格や明確なスキルがない大卒者では、高卒者の方が有利になる可能性も多くあります。
④昇進・昇給のチャンスが近付く
資格を取得することで、さらにステップアップした仕事ができる可能性が高まります。
資格が就職、転職の際の武器になることは勿論ですが、入社後にも役に立ちます。
企業によっては昇進の際に資格を持っていることを条件とすることもあるため、資格を取得することで昇進に近づけるでしょう。
また、特定の資格に資格手当を設けている企業もあり、資格を持っているだけで月給がアップすることも!
高卒の方におすすめの国家資格5選!
今回は、数ある国家資格の中でも、高卒の方におすすめの国家資格をご紹介します。
- 宅地建物取引士
- 衛生管理者
- 旅行業務取扱管理者
- 登録販売者
- ITパスポート
- 基本情報技術者
ここから一つずつ詳しくみていきましょう。
①宅地建物取引士
「宅建」と聞いたことがある方もいると思います。この資格は、毎年約20万人もの受験者がいる最大規模の国家資格です。
「宅地建物取引士」は、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、土地や建物について専門知識に基づいた説明をするいわば不動産の専門家です!
・キャリアアップ・収入アップが見込める!
不動産会社に就職した場合、宅建士の資格があることでキャリアアップがより現実的になります。また不動産会社の中には、資格の取得者に資格手当を毎月支給している会社も多くあります。
会社が資格の取得を支援していることも一般的なため、資格がないと昇進の際にマイナスの影響を受ける可能性も…
宅建士の資格を取得していると、キャリアアップ、収入アップの可能性が大きく近づきます。
・需要が高い!
不動産業界では、従業員の5人に1人の割合で宅建士を置くことが義務付けられています。
中小企業の場合、人材の出入りが激しく常に宅建士を必要としていることから、就職や転職の際に武器になるでしょう。また、不動産業界だけでなく金融業界でも活躍できるのが宅建士。
銀行などの金融機関は、不動産担保ローンも手がけているため、宅建士の資格が役に立ちます。
複数の業界で宅建士の資格が重視されているため、需要が高いのです。宅建士に合格することで、あなたの市場価値をあげることができます。
・マイホームを購入する際に役立つ!
不動産は一生の中でも高い買い物です。マイホームを将来購入する際には、税金やローン、様々な面から資金計画を立てる必要がありますよね。その際、より良い資金計画を立てるために役立つのが宅建士の取得の際に得た知識です。
仕事だけでなく、プライベートにも知識を生かすことができるのは宅建士の魅力の一つです。
- 不動産管理会社
- ハウスメーカー
- 建設会社
- 金融業界
受験資格 | なし |
合格率 | 15〜17%程度 |
合格ライン | 正答率約75%程度 |
試験形式 | マークシート方式 |
②衛生管理者
衛生管理者は、労働安全基準法により定められた国家資格です。「衛生管理者」は、働く人の健康を維持し、健康被害を防止するための仕事を行います。
多くの労働者を雇用する事業者は、労働者の命や健康を守るという責務があります。そこで、提案や助言を通してその責務の遂行を支えるのが衛生管理者です。
衛生管理者の仕事と他の業務を兼任することがほとんどのため、忙しい仕事ではありますが、労働者の健康を守ると言う大きなやりがいを感じられる魅力的な仕事でしょう。
受験資格がありますが、3年程働くことで受験資格が得られます。資格をとることでキャリアアップや収入アップが見込めるため、より良い条件で仕事をしたい方におすすめです。
・あらゆる業界で活躍できる!
50名以上の労働者が働いている事業所では、業種に関わらず必ず衛生管理者を選任しなければならない義務があります。また、企業規模によっては1〜6名選任しなければなりません。
そのため、全ての業種において需要が高く、活躍できる資格といえます。特定の業界に特化した資格が多い中で、あらゆる業界で活躍できる「衛生管理者」の資格は魅力的です。
・需要が高まっている!
近年、労働者の心身の健康や安全が見直されてきています。ストレス社会である現代では、より良い職場環境や衛生管理の需要性が高まり、衛生管理者の需要が高まってきているのです。需要が高い一方で有資格者が少ないため、狙い目の資格です。
・キャリアアップ、収入アップに繋がる!
こちらの資格も、資格手当を支給している企業が多いため、収入アップが見込まれます。また、管理職を目指す場合、衛生管理者の資格取得を昇進の条件とする企業もあります。
そのため、衛生管理者の資格を取得することでキャリアアップに近づくことができるでしょう。
- 衛生管理者の資格は、特定の業界ではなくあらゆる業界で活躍できます。
受験資格 | 高卒の方の場合 3年以上の労働衛生の実務経験あり |
合格率 | 第一種 40%代 第二種 50%代 |
合格ライン | 科目ごとの正答率が40%以上かつ全体の正答率60%以上 |
試験形式 | 5者択一のマークシート方式 |
③旅行業務取扱管理者
旅行業界に関するもので唯一の国家資格です。
旅行業務管理者とは、主に旅行計画の作成、旅行に関する取引や旅行の実施を行います。旅行業界に就職したい方は取得しておきたい資格です。
旅行会社は、営業所ごとに必ず1人以上の旅行業務取扱管理者を選任しなければならないため需要があります。そのため旅行会社には必要不可欠な存在です。
また、旅行業界だけでなく、航空やホテル、バス業界など観光に関わる業界への就職・転職でもアピールできます。
国内旅行のみを扱える国内旅行業務取扱管理者と、国内・海外旅行を扱える総合旅行業務取扱管理者の2種類の試験があるため、自分にあった試験を受けてみてください。
・周囲の人から一歩リード!
旅行業界は人気があり倍率の高い業界です。資格を取得していることで、志望度の高さ、自分のスキル、努力の過程を証明できるため、多くの旅行業界志望者の中でも一歩リードできるでしょう。
・キャリアアップや収入アップ、独立も!
資格が知識をつけた証。資格があることで、企業によっては手当をもらえることも。
昇進・昇給に繋がる可能性が十分にあります。
また、旅行業務取扱管理者の資格を取得していれば、独立することもできます!
将来自分で旅行関係の会社を起こしてみたいと感じている人は、取得しておくべき資格でしょう。
・知識をプライベートでも活かせる!
旅行業界に興味がある方は、旅行することが好きな方が多いのではないでしょうか?
この資格で得た知識は、ご自身の旅行計画を立てる際に十分に活かすことができます!費用や時間をより有効的に活用できる魅力的な旅行計画を立てられるように!
頑張って学んだ知識が、自分の好きなことにも活かせるのはとても素敵です。
- 旅行業界
- その他観光に関わる業界
受験資格 | なし |
合格率 | 総合 10%〜20% 国内30〜40% |
合格ライン | 正答率60%以上 |
試験形式 | マークシート方式 |
④登録販売者
登録販売者は、医薬品の販売を行います。扱えるのは「第二医薬品」「第三医薬品」のみですが、一般用医薬品の90%以上を占めます。
また医薬品の販売以外にも、お客様に薬に関する的確なアドバイスを行います。
薬に興味がある、医療に携わってみたいという方、人と話すことが苦にならない方におすすめの資格です。
医薬品についての幅広い知識が習得できるため、お客様にあった薬を自信を持って紹介できるように!目の前のお客様の役に立てる、やりがいを感じられる仕事でしょう。
・就職先を見つけやすい!
一般用医薬品を扱う薬局やドラックストアは全国各地にあります。
そのため、自分が希望する地域での就職、転職がしやすいでしょう。また、資格の有効期限もないため、今後結婚や出産をしても資格を活かして再就職しやすいのが魅力です。
・キャリアアップ、収入アップに繋がる!
実は、資格を持っている方に資格手当を支給していたり、時給を高く設定していたりするドラックストアや薬局等が多数あります。
また、一定の実務経験を重ねることで店舗管理者になることも可能なため、昇給やキャリアアップも見込めます。
- ドラッグストア
- 調剤薬局
- ホームセンター、家電量販店など
受験資格 | なし |
合格率 | 全国平均40%台 |
合格ライン | 正答率70%以上 |
試験形式 | マークシート方式 |
⑤ITパスポート
ITパスポートは、ITを扱う人が持っておくべき基礎知識が詰まった国家資格です。
年間10万人程の受験者数がいる人気の資格です。
この資格では、技術や管理、経営など幅広い分野においてのITに関する知識を得ることができます。
・確実な基礎知識があることで採用されやすくなる!
この資格を取得していると、ITの基本的な知識があると言うことを証明できるのです。
正直ITパスポートはIT業界において基本的な知識のため、この資格があるから昇格できる、昇給できるということは少ないです。
しかし、何事にも基礎が大切。未経験の方も多く採用しているIT業界において、基礎知識を持っている人材は採用されやすくなります。
・IT業界だけでなく様々な業界からも注目されている!
インターネットが普及し、IT技術が日々進歩している現代社会。ITは様々な業界に普及して言います。
普及しているからこそ、ITを正しく理解し予期せぬ問題を防ぐことが重要なのです。現在、ITパスポートを社内研修に取り入れたり、取得を推奨したりする企業も幅広い業界で増えてきています。
また、大学入試の際に資格保有者を優遇する大学もあります。注目度の高い資格です。
- IT業界
受験資格 | なし |
合格率 | 50% |
合格ライン | 3つの各分野300点以上/1000点 かつ 総合評価点600点以上/1000点 |
試験形式 | CBT方式(4肢択一) |
ITパスポートは、合格率50%程度と比較的易しい国家資格であることやITの基本的情報を身に付けられる点からおすすめの資格です。
IT業界でより強い武器になる資格を取得したい、という方には次にご紹介する「基本情報技術者」という資格がおすすめです。
⑥基本情報技術者
こちらもIT業界に就職したい方におすすめの国家資格です。
高度IT人材となるために基礎知識・技術・活用能力があることを証明できます。
合格率は25%程度とITパスポートに比べると低く、難易度も高いです。
しかし、その分市場価値も高まります。SEやプログラマーを目指す高卒の方におすすめの資格です。
・企業から高い評価を受けられる
ITパスポートの上位資格とも言える基本情報技術者。
会社が費用を負担して資格を取得させる企業もあります。そのため、就職・転職をする時点でその資格を取得しているということは、評価されるポイントになるでしょう。
- IT業界 システムエンジニア、Webデザイナー、プログラマーなど
受験資格 | なし |
合格率 | 25%前後 |
合格ライン | 正答率60%以上 |
試験形式 | CBT方式 |
資格の選ぶ際の3つのポイント!
ここまで、国家資格のおすすめをご紹介してきました。
ですが資格は上記以外にもたくさんあります。民間資格も合わせると4000種類とも言われているんです。
資格は何でも持っていれば良いという訳ではありません。
例えば、全く旅行に関係のない仕事を目指すのに、旅行業務取扱管理者の資格を持っていても意味がありませんよね。
こちらは極端な例ですが、何も考えずにただ資格を取得することは注意が必要です。
山ほど資格がある中で、どのように目指す資格を選べばいいの?
そう感じる方に、資格を選ぶ際チェックして頂きたいポイントが3つあります。
- 何のために取得するのか目的をチェック!
- 自分が興味を持てるものかどうかチェック!
- 資格の難易度をチェック!
①何のために取得するのか目的をチェック!
「資格をとった方が有利だから」といった目的ではなく、明確な目的を定めましょう。
例えば、「旅行業界に就職したい、その仕事に生かしたい。」と目的がはっきりしていれば、「旅行業務取扱管理者」というように目指すべき取得が明確になります。
目的がはっきりしないと、目指すべき取得が分からなくなってしまいます。
まだ目的が明確化できていない場合、何となく資格を選ぶのではなく、まずは自分は何のために資格を取得するのか考えてみましょう。
②自分が興味を持てるものかチェック!
資格を取得するには、必ず勉強が必要ですよね。
興味がもてない資格では、どんどんモチベーションが下がり、勉強が辛くなってしまいます。
資格を選ぶ際は、興味があり、自分が頑張り続けられるものかどうかチェックしてみてください。
③資格の難易度をチェック!
資格には、数日程度の勉強で取得できるものもあれば、数ヶ月もしくは数年勉強が必要なものもあります。また、合格率が80%を超えるものから数%のものもあります。
自分が勉強に費やすことができる時間や資格自体の難易度を確認し、自分にあった資格を選択することが大切です!
独学?専門学校?高卒の方におすすめの資格勉強法
おすすめの資格や資格選びのポイントは分かったけど、実際合格できるかな?
もちろん独学で資格を取得することはできます!
しかし独学の場合、強い意志がなければ途中で挫折してしまう可能性があります。
せっかく一歩を踏み出したのに挫折してしまってはもったいないですし、その後のやる気が失せてしまうことも…
そこで、専門学校や通信教育を利用して学ぶことをおすすめします。
具体的にどういった面がおすすめなのかご紹介しますね。
①専門学校に通う
専門学校では資格試験合格に向けたカリキュラムが組まれています。
また分からないこともすぐに講師に質問でき、同じ目標に向けて取り組む仲間にも出会えるため、モチベーションを保ちながら勉強できます!
通学の必要があったり、独学や通信教育よりも費用がかかったりとデメリットもありますが、合格に向けて着実に学びたい方にはおすすめです。
②通信教育を受ける
通信教育は通う必要がなく、自分の好きな時間・場所で学べるのがおすすめのポイントです!
また、専門学校に通うよりもコストがかかりません。
自由度が高いところが良い点なのですが、その分だらけてしまうこともあるため自分で時間や目標を決めて取り組むと良いでしょう。
独学は不安だけど、専門学校に通う余裕がないという方にはぴったりの学習法です!
おすすめの就職支援サービス
資格について分かってきたけど、ちゃんと就職・転職できるかな。
このような不安を抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一人で就職・転職活動をすることは不安ですよね。
しかしエージェントサービスを利用することで、プロのアドバイスを聞きながら安心して就職・転職活動を進めることができます。
高卒の方におすすめの国家資格のまとめ
今回は、高卒の方におすすめの国家資格をご紹介してきました。
まとめると、おすすめの国家資格は以下の6つです。
- 宅地建物取引士
- 衛生管理者
- 旅行業務取扱管理者
- 登録販売者
- ITパスポート
- 基本情報技術者
興味がある資格があった際はぜひチャレンジしてみてくださいね!
上記以外にも国家資格、民間資格はたくさんあります。
その他の自分にあった資格を探す際には、ぜひ今回ご紹介した「資格を選ぶ際の3つのポイント」を参考にしてみてください。
資格を取得することで、就職・転職活動に役立つだけでなく、なりたい自分の姿に近付くことができるでしょう。また努力した過程で得られるものも大きいです。
独学や専門学校、通信教育など自分にあったペースで資格合格を目指して頑張ってください!
少しでもこの記事が皆さんのお役に立てていれば幸いです。
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