資格なんて無意味、取るだけ無駄。
でも、どの資格が意味あるものなんだろう?
今あなたはそう思ってはいませんか?
任せてください、私…資格マニアなんです!
実際にそこまで持ってはいないんですけど、いろんな勉強に手を出しました。それこそ、周りからは「資格集めるの好きだよね」と言われるくらいには。
この記事では、どの資格が無意味でどの資格が意味があるというご紹介はしません。
ではどんなことをお伝えしていくのかと言いますと、私が資格の勉強をたくさんしてきたから思う、「資格ってどんなもの?」というお話です。
資格の勉強をするかどうか、続けるかどうか迷っている人の背中を押せたら幸いです。
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今まで勉強してきた資格をご紹介!無意味?意味がある?
今まで私が勉強してきた資格のほとんどはサイトで調べると「無意味」だと言われるものでした。
私は、以下の資格の勉強をしてきました。星がついているものは取得済みです。
- ☆秘書検定2級
- ☆日商簿記3級
- 日商簿記2級
- MOS
- ITパスポート
- 野菜ソムリエ
- 日本化粧品検定1級
- TOEIC
- 中小企業診断士
- カウンセラー(詳細不明)
はい!何それ仕事に関係ないってものも含まれていますし、仕事に関係ありそうなものも含まれていますが、調べてみるとここに書き出したもののほぼ10割が「無意味」とされているものです。
でも私はそうは思っていません。
その理由をお話ししていきたいと思います。
資格が無意味になる理由
全て「就職に有利」という価値判断で考えるから
今こうして記事を読んでいる皆さんは、就職に有利か否かという判断基準で無意味かどうかを判断していると思います。
そうすると、ほとんどが無意味です。
実務経験の方がより有利だからです。
スポーツを例にするとわかりやすいですが、どうすれば勝てる、どうすればうまくできるという知識を誰よりも持っていても実際にプレイヤーになった時に活躍できるかは別ですよね。
持っていて不利になるものではないけれど、特段有利になるものではないのがほとんどです。
もちろん、看護師免許や医師免許、美容師免許などの「それがなければその職業を名乗ることはできない」資格は別ですが。
そして、だからこそ言えることは、仕事を辞めてまで集中して取り組むものではないことの方が多いということです。
私も仕事を辞める前、「仕事を辞めてバイトしながら資格を取って再就職する」と言っていました。しかし、今冷静に考えてみると、資格を取ったこととブランクがあることどちらに目が向くかと言われたら、後者です。
就職に有利に働かせたいならば、仕事を辞めずに資格を取ることをお勧めします。
資格を取ることが目的になっているから
資格取得がゴールになっていませんか?
私がはっとさせられたのは、中小企業診断士の資格勉強をしていた時です。
実際に資格を持っている人と話した時に言われたのは、「資格を保有し続けるために1年間に対応しなければならない仕事の件数が決まっているから、趣味でとりたいならコスパのいい資格じゃないよ」ということです。
なんか響きかっこいいし取ってみよっと
という浅はかな考えが当時の私にはあったのですね。
資格自体は肩書きにすぎません。実績を伴わないなら持っていても無意味になってしまいます。だからこそ、資格を取ったところで無意味だと言われてしまうのです。
その時、なんて馬鹿だったんだろうと思い、資格を取るのを辞めました。
今あなたは、資格を取ること自体がゴールだと思っていませんか?
そう考えているのなら、資格を取ったところで無意味だと言われてしまいます。
資格を無意味にさせないためには
何を学んでどこに活かしたいのかを決める
あなたはどんなことを学んで、それをどういった場面で活かしたいと思っていますか?
例えば私は、野菜ソムリエの資格を勉強することで、より栄養価の高く美味しい食事を家族に提供したいと思っていました。
このように、どんな知識をどう使いたいのかが無意味と呼ばせないための肝になってきます。
例えば美容室向けの小売営業マンをしているならば、美容に関する資格を得て自社商品をより理解して販売すると言ったような資格の勉強はあなたの役に立つものです。
かつての私のように、なんとなくかっこいいからとか、肩書きが欲しいからという漠然とした目標だと資格を取得しても無意味なものになってしまいます。
よく「無意味だ!時代錯誤だ!」と言われる資格である秘書検定を取りましたが、目的は「最低限のビジネスマナーを身につけるため」と決めていました。それが目的でしたので、知識を忘れることなく社会人になって活かすことができました。
資格取得をステップだと考える
先ほども少しお話ししましたが、資格取得がゴールになってはいけません。
資格取得がゴールになって、資格のために勉強したことを忘れてしまうと、資格がただのお飾りになってしまいます。
自分がその資格を取得してどんな風になりたいのかが一番大切です。
自己実現のためのステップだと考えましょう。
受ける前に時間とお金という対価を払う価値があるか考える
どんな資格も受験料はかかりますし、その前にもテキスト代、あるいはスクール代という金銭面での負担がかかります。また、勉強には時間も使います。
その資格はそれだけの対価を支払うのに見合ったものですか?
対価を払ってあなたがその資格で成長ができますか?
資格を取った後のビジョンが見えないならば、その資格を取るのを辞めておくというのも1つの手です。
資格が持つメリット
勉強する癖がつく
資格を取るために勉強をしなければなりません。人に聞いたり自分で調べたりといろんな手段で学ぶ必要があります。
分からないことをそのままにしないで学ぼうとする姿勢が身につくことはとても良いことです。
勉強する癖がつく=自己投資のために時間を使う癖がつくということでもあるので、あなたはどんどん成長していけるでしょう。
自信がつく
資格を取ったということでその分野に関しては自信が湧いてきます。
仕事をする上で必要な資格を取ったならば、自信を持って仕事に取り組めます。
学んだ知識を活かして自分の仕事の幅を広げていけることは大きなメリットです。
そのためにも、なんのために学ぶのかというビジョンを明確にすることはとても重要です。
知識が身につく
知識は自分が忘れない限りは誰にも奪うことのできない財産です。
再三お話ししているように、その知識をどう活かすかが一番大切ではありますが、知識を身につけることは損にはなり得ません。
どんどん吸収する気持ちで学びましょう。
資格を取る前に考えて欲しいこと
資格を取る前に考えて欲しいことはご紹介してきた3つのことです。
- 何故資格が無意味と言われるのか?
- どうしたら無意味にならないのか?
- 資格をとるとどんないいことがあるのか?
全ての資格は活用しないと無意味なものですし、全ての資格は活用すれば価値あるものです。
だからこそ、この資格だけは絶対に役に立つから取っておこうというものは無いと思っています。
資格取得をゴールとせずに、自分がどうなっていきたいのかを考え、自己実現の手段として資格を活用していきましょう。
今回は以上になります!
最後までご覧いただきありがとうございました。
質問やコメント等お待ちしております。
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