非正規社員の末路はどうなる？！【流されるままだと悲惨な未来】

今あなたはこういうお悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

今回は非正規社員を続けた時の末路が悲惨だと言われがちな理由について考えた上で、どのようにそれを抜け出していくのかまでご紹介します。

非正規社員とはどういう人たちのこと？

非正規社員には主に４種類あることを頭に入れておきましょう。

パート・アルバイト

多くの人が時間給で働いています。

正社員よりも短時間で働けること、制約がある場合もありますが、いくつか掛け持ちできることが特徴です。

私は以前ドラッグストアで働いていた時、他のドラッグストアとの兼業は禁止という制約がありました。

派遣社員

「派遣元会社」に籍を置いて、実際に働くのは「派遣先会社」という雇用形態のことです。

こちらも時給で働いています。

派遣社員のことについてだけでなく、派遣業界全体に関しても触れているので、もっと詳しく派遣について知りたい方はぜひ一度こちらをご一読ください。

契約社員

臨時社員・準社員と呼ぶ企業もあるようです。

正社員との違いは、登用に期限があること。つまり有期雇用です。

それ以外の待遇面は正社員と変わりがあってはいけないというのが法律上の定めです。

最初から正社員で採るリスクを軽減させるためにこの形態を利用している会社が多いようです。大抵は正社員登用を目的として採っていますが、正社員をそこから目指したい場合、その制度があるかどうかは確認が必要です。

嘱託社員

定年退職後の再就職者のことをこのように呼ぶケースが多いです。

非正規社員の末路が悲惨な理由

年収が少ないから

年収が少なくなる、つまり、正社員よりも生涯年収も少なくなってきます。

自由にお金が使えなかったり、もっとひどければ生活できなかったりすると、幸福度が下がってしまうのではないでしょうか。

結婚がしづらいかも？

私は幸いフリーターでも相手の親御さんも今の夫も「気にしないよ！」というタイプの方達だったので良かったのですが、中には「定職についていないのに…」という人もいます。

収入が不安定であることに将来の不安を感じる方もいるので、結婚できなくなることもあるようです。

今は事実婚もありますし、結婚だけが幸せのかたちではないと思っているタイプなので、そんなに強くは言えませんが、そのままいったらずっと孤独ということもありえます。

年次とプライドだけが身についていくから

仕事の幅が正社員より狭いので、身につくスキルも限られてきます。

だからこそ、その仕事に特化したスーパーアルバイトみたいな人もうまれますが、同時にプライドも高くなってしまって、年下の社員に使われるのが嫌だ、社員は現場のことを何もわかってない、みたいな考え方も出てきてしまいます。

実際にそういう方にお会いしたことは何度かあります。

そうすると社員側も扱いづらくなって次の契約はなしで、となってしまうこともあります。

高齢になると様々な採用も厳しくなるから

歳を重ねるほどそれ相応のスキルが求められます。

今まではもらえていた案件ももらえなくなってしまうことがあります。

特に正社員になろうと一念発起して動き出しても、年次が高ければ高いほど即戦力が求められるので未経験採用はほとんどありません。

社会的信用が高くないから

社会的信用はぶっちゃけ収入の安定面で見られています。

私も自分ではクレジットカードが作れません。

よくあるのは、

• クレジットカードの審査が通らない
• ローンが組めないので大きな買い物ができない(車・家など)
• 賃貸物件なども借りられない

といったところでしょうか。

非正規社員から正規社員になるためにできること

今働いているところでの正社員登用を目指す

その企業が、今の業務内容が正社員になっても活かせる場合に、非正規社員から正社員になれる制度を設けていることがあります。

美容師さんで、学生時代アルバイトしていたところで働きぶりを気に入ってもらえてそのまま今も正社員として働いている方がいます。

また、パート先で正社員登用試験を受けて、正社員になろうと努力している人もいます。
ただし、とても狭き門らしく、とても苦労しています。

今目の前にある仕事に真摯に向き合うことと、正社員になるためにはどんな能力が見られるのかを知ることが大切です。

時間を有効活用する

私の友人に、アルバイトをしながら国家資格を取って、その資格を活用して今は正社員として働いている人がいます。

非正規社員の場合、働く時間がきっちり決められていますので、それをチャンスに捉えましょう！

残りの時間を何に当てるのかをよく考えることが大切です。

非正規雇用を抜け出したいと思っているならば、勉強やスキルアップに時間を投資して、スキルを身につけられれば正社員への道が開ける可能性が広がっていきます。

転職を考える

転職を考えているならば、転職エージェントへの登録や転職サイトの活用はマストだと思います。

一箇所だけでなく、いくつか登録することで、その転職エージェント・サイトにしか載せていない求人を検討することができます。

ハローワークを検討されている方も、ぜひ一度登録してみてはいかがでしょうか。

おすすめのエージェント・サイトのまとめはこちらです。

非正規社員の末路は本当に悲惨なだけなのか？

非正規社員は世間でどういう評価をされるかお話ししましたし、抜け出し方もご紹介しましたが、本当に悪いことだけでしょうか？

私も非正規社員です。

そして、夢を追いかけて非正規社員として頑張っている人もたくさん知っています。

例えば、じゃあ自分が今やっていることを事業化して継続的に稼げるようになろうと努力している人、自分の夢で稼げるようになるために将来を見据えて動き出している人、そういう人たちの姿を見ていると、私も頑張ろうと思えます。

いろんな理由で非正規社員として働いていて、将来を不安に思っている方々が今こうしてこの記事を読んでくださっているのだと思います。

私も、今もし夫が倒れてしまったらという不安は拭いきれません。

今私がもしもの時のために工夫していることは、２つです。

1. 食費などの変動費を固定して、その範囲で使用する(節約)
2. 目標額を定めて給与が入ったら貯蓄用口座にすぐ入れる

中には投資などをして貯蓄額を増やしていく方もいらっしゃいますが、私は怖くてまだ手を出せていません。

しかし、投資をするにもお金が必要です。
まずは自分のお金の流れを把握し、節約と貯蓄をすることを意識してみてください。

そして、先ほどもご紹介したように自己成長のための時間を作ること。

この２つができていれば、正社員として働かなくても、待っているものは悲惨な未来だけではなくなるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回この記事を書いて感じたことは、

ということです。

私は今ようやく好きな仕事に巡り会えましたし、ここからスキルアップもしたいと思っています。
正社員として働き続けていたら出会えなかった仕事ですし、働き方です。

だから私は今楽しく、誇りを持って働いています。これは給料以上にわたしにとって大事なことだと気づけました。

確かに

といった色々な面での不安は私も感じたことがありますし、実際にそうなってしまった方が警鐘を鳴らしてくれている記事もたくさん見かけました。

もし今不安に感じているなら、今からでも遅くないので何か動き出してみるといいかもしれません。
厳しいことですが、あなたの人生に責任を持てるのはあなただけです。
あなた自身が幸せだと思う道を選んで、幸せになる努力をしてください。