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私大職員、どうやったらなれる?どんな仕事をしているの?徹底解説!

私大職員になりたいなあ…

と思っていますか?

求人を出せば応募は必ずくるほど人気の就職先のようです。

私の友人にも国公立大学の職員になると言って就職活動をしていた子がいました。
とても優秀な人でしたが、すごく大変そうだった記憶があります。

今回の記事では、その人気の秘密や、どんなことをしているのかというところに迫って行きたいと思います!

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目次

私大職員の人気の秘密3選

年間休日の多さ

私大職員の求人を見てみましたが、年間休日は基本的に120日以上となっていました。
つまり、完全週休二日制+祝日休みが基本で、加えて有給休暇も付与されるという状態です。

大学創立記念日が休みになる大学もあるそうなのでもう+1日カウントしててもいいかもしれません。

年間休日に関する詳しい記事はこちらにありますのでぜひご覧ください。

転勤がない

キャンパスが色々なところにある大学は転勤の可能性もありますが、キャンパスが1つしかない大学、たくさんあるとは言ってもキャンパス間の距離が遠くない大学も多くありますので、転居を伴う転勤の可能性が低いところも良いポイントです。

収入が多い

こちらも求人で確認しましたが、賞与が年3回のところもありました!

これは良いなあと思ってしまいますよね。

私大職員の仕事内容

私大職員の仕事は多岐にわたっていて、システム管理などの専門的な仕事を除くと幅広い仕事に触れる機会があります。

教務

学生が一番お世話になっている部署の1つだと思います。

シラバスの作成や履修・成績の管理、退学や休学の手続きなどの窓口がこちらです。

履修を取り消したのに反映されておらず、落第にされていた時に教務窓口で担当職員と大喧嘩したのが懐かしいです。

学生支援

とにかく学生の学校生活を充実したものにするために支援してくれる部署です。

例えば、サークル活動や、奨学金関係の管理、学生寮の管理など。

また、学園祭などのサポートをしてくれるのもこちらです。

掲示板とかに「怪しい人が出ました」など注意喚起の張り紙をしてくれるのも学生支援のお仕事です。

広報・入試

大学のPR活動を行って「来たい!」という学生を増やし、実際に入試の準備までを行ないます。
PRの方法はパンフレットなどの冊子やホームページなど様々な媒体で行います。

資料請求とかしたら、大学のパンフレットが届きますよね、あのイメージです。

あとは入試に関わる全てのことを執り行っているわけですが、広報に欠かせないのは記者会見の対応。
大学の新しい方針を発表したり、不祥事があれば謝罪会見の準備をしたりします。

就職支援

私も少し活用していたのですが、OB・OG訪問のお手伝いや学生への就活イベントの開催・運営などをしています。

キャリア相談窓口が設けられている大学も多くあります。

また、学生の進路の把握をしています。これは、文部科学省の調査が入るので、大変ですが卒業する学生たち一人一人の進路を確認しています。

人事

教員・職員の採用から育成、そして人事評価をして昇給・昇進を決める部署です。

総務

大学にいる時、避難訓練などの連絡が時々入っていたかと思います。

そういったものが総務のお仕事です。

危機管理や大学に関わる多岐に渡ることを担当しています。

企画

一般企業の企画と同じように考えていただいてOKです。

大学をどのようにより良くしていくのか、その時期のご時世に合わせてどう柔軟に変化していけばいいのかを考え、企画立案し、提案している部署です。

産学連携・研究支援

大学教員が研究をしていることはご存知でしょうか?

大学の予算でも一定の資金は用意していますが、それを超過する分は補助金を募ることが多いです。そのためにどんな研究をしているのか開示する必要があるので、その書類の書き方ポイントなどを教えています。

また、企業との連携や研究成果の発信などを担うことで、大学教員の工数削減をしてなるべく授業と研究に集中できるような環境作りもしています。

グローバル

留学生の受け入れや、入学後のサポート、また、日本から海外への留学のサポートなどが主な業務内容としてあげられます。

財務・会計

決算書の作成や監査の対応、年の予算決めや資産運用をどうしていくか、収入(学費だけでなく、寄付金など)はどのように得ていくのか、大学に関わるお金の管理はこの部署が携わっています。

情報システム

主な仕事は大学全体のネットワークシステム環境の管理です。

大学のメールアドレスや、大学に飛んでいるWi-Fi、大学のパソコンを正常に作用させるために働いています。

問い合わせやシステムの初期設定なども行なっています。

私大職員のデメリット

土曜出勤もある

毎週…というわけではないようですが、土曜出勤はあるところもあります。

今は土曜授業もありますしね。

そうなると、平日に代休が入るので、休日数に変化がないところが多いようですが、土曜出勤をしたくない!という方は求人情報をよく見る必要があります。

イレギュラーな出勤

日曜日や祝日も出勤がある部署があります。

  • オープンキャンパス
  • 入試日
  • 学園祭などのイベント

これらに関わる部署の人はイレギュラーな出勤が求められます。

繁忙期がある

どこの企業でもあるよ、そんなの当たり前!

と思うかもしれませんが、年間休日が多いくて残業が少なそうなイメージの私大職員でも繁忙期はあります。

それぞれご紹介した部署によって繁忙期は変わって来ますが、残業時間が増えたり、休日出勤を余儀なくされたりということもあるようです。

しっかり休める!と思っていても、仕事ですので忙しい時期も当然出て来ます。

私大職員に求められるもの

言語とパソコンのスキルがあると良い

事務作業が多いので、パソコン、いわゆるOfficeのツールを使いこなせることが求められますので、実戦で覚えていくのはもちろん、初めの段階から基本操作を理解していると強いでしょう。

また、近年グローバル化が進んできて、外国人留学生の受け入れ・サポートや交換留学などでの交渉だけでなく、いろんな部署に留学生が訪れる機会が増えています。

日本語以外で高い言語スキルを持っていると重宝されます。

縁の下の力持ちでいられるかどうか

目立ちたい!自分が数字とってきたい!という気質の人にはちょっと合わないかもしれません。

先ほどご紹介した通り、学校を運営するために動いたり、学生を支援するための活動をしたりと表立った仕事は少ないです。

不特定多数の人前に立っているのは広報や人事くらいでしょうか…。

後は学内の人に向けての支援が多くなってくるので、縁の下の力持ちが得意だという方には適してると言えます。

その部署にあったスキル

財務関係だったら簿記のスキルだったり、グローバル課だったら言語スキルだったりと、その部署に合わせたスキルを持っていると希望の部署に行けるかもしれません。

しかし、私大職員は何かに特化したスペシャリストを育てたいわけではなく、大学運営を円滑に進めてくれる人材を育てたいので、その都度スキルを身につける必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私大職員のお仕事は大変多岐にわたっています。

ここで紹介したのはほんの一例で、もっとたくさんの部署を見かけました。

私大職員として働くメリットは、

  • いろんな部署を経験していろんなスキルを身につけられる
  • 年間休日が多く、給与も高い
  • 転勤の可能性が低い

ということだと考えられます。

デメリットは、

  • 土曜出勤や休日出勤もありうる
  • 部署によって異なる時期に繁忙期がある

この二点です。

特に繁忙期が部署によって異なるということは、異動前の部署でようやく繁忙期を終えたのに次の部署に入った瞬間繁忙期がやってくる可能性があるということですので、なんとなくその可能性があるということを頭に入れておいてください。

とはいえ、大変人気の高い職業であることに違いありません。

目指す方は最低限言語とパソコンのスキルを身につけておくと良いでしょう。

倍率は高いですが、ぜひ掴み取ってください。

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