今の仕事ちょっときついかも…
バセドウ病でも無理なく続けられる仕事を知りたい!
甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる「甲状腺機能亢進症」の1つであるバセドウ病。有名人にもバセドウ病を公表している方が多くいらっしゃいます。
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に作られる状態である甲状腺機能亢進症を起こす代表的な病気です。甲状腺ホルモンは、身体の代謝を促す重要なホルモンですが、過剰になると全身の臓器へ負担がかかります。その結果、さまざまな症状を呈するようになります。
出典:伊藤病院
動悸や息切れ、手足の震えやだるさなどの症状が特徴の病気です。頑張って働けないことはないですが、病気を抱えながら働くことは大変です。辛さやストレスを感じながら働くのは、心身ともにしんどくなってしまいますよね。
無理をせず、病気の症状を踏まえて自分に合った仕事を選択することで、今抱える悩みを少しでも解消することができます。
でも「実際バセドウ病と向き合いながら働くにはどんな仕事が向いてるの?」と疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、以下の通りご紹介していきたいと思います。どうか少しでも気持ちがラクになりますように。
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バセドウ病の方に向いてる仕事とは?
バセドウ病は、ストレスや過労が原因になっているとも言われています。心身ともにストレスの感じやすい仕事は、負担になってしまうでしょう。
そこで、バセドウ病を抱える方の負担になりづらい、働きやすい職種を紹介します。
結論から申し上げると、それは事務職です。
- 体力を使う仕事がほとんどない
- 落ち着いた環境で仕事を進められる
- 残業が少なく負担が小さい
もちろん、事務職以外の仕事が完全に向いていないという訳ではありません。
ただ、営業職のようなノルマが厳しい仕事等はプレッシャーやストレスを感じやすく負担になることが考えられます。
こんな職場・仕事は注意!バセドウ病の方が避けた方が良いこと
次に、反対に避けた方が良い職場・仕事の特徴についてまとめました。下記のような職場・仕事の場合、心身の負担になることが考えられます。
- 人間関係が悪い職場
- 待遇が悪い職場
- ノルマが厳しい仕事
- 業務量が多い仕事
- 体力が必要な仕事
- 夜勤がある仕事
- 立ち仕事
上記のような特徴に当てはまる職場・仕事は、バセドウ病の方はなるべく避けた方が良いでしょう。
その理由を一つずつご紹介します。
人間関係が悪い職場
仕事自体が自分に合っていたとしても、職場の人間関係に問題がある場合、余計なストレスを感じてしまいます。
職場で毎日のように顔を合わせるため、人間関係がよくない場合ストレスが溜まってしまうでしょう。
今の会社の人間関係にストレスを感じている場合は、信頼できる上司に相談してみる事をおすすめします。異動等により、人間関係が改善するかもしれません。
待遇が悪い職場
病気についての理解がなく、休みづらい会社は避けた方が良いでしょう。
社員を大切に考えている待遇の良い会社はたくさんあります。
待遇面の不満が長く続くことで、ストレスを感じてしまうこともあるため、不満を感じている場合は転職を視野に入れてみると良いでしょう。
ノルマが厳しい仕事
営業職や管理職は、厳しいノルマが課せられている場合があります。ノルマが厳しいと、プレッシャーやストレスが大きくなってしまいます。
営業のようなノルマの厳しい仕事は、精神的負担が大きいためなるべく避けた方が良いでしょう。
業務量が多い仕事
業務量が多いと、長時間労働になり体力的な負担が生じるだけでなく、精神的にも負担を感じてしまいます。
仕事を長く続けていくには、しっかり休むことも必要です。
業務業が多いことで無理が続いて、健康への影響も考えられます。無理せずに働ける範囲で仕事をこなしていきましょう。
夜勤がある仕事
夜勤や早朝の勤務がある仕事は、睡眠時間が不規則で身体への負担が大きくなってしまいます。
身体のバランスを保つためにも、夜勤がある仕事は避けた方が良いです。
立ち仕事
バセドウ病の症状には、疲れやすいことや動悸もあげられます。体力を使う長時間の立ち仕事は、バセドウ病を抱える方にとって負担が大きくなります。
無理をして一日頑張っても、それを毎日のように続けることは辛くなってしまいます。
できれば長時間の立ち仕事は避けた方が良いでしょう。
今の仕事、職場環境が辛いなら辞めて転職もアリ
今の仕事や職場環境が辛いと感じている場合、転職をおすすめします。
避けた方が良い職場・仕事の特徴に、今の仕事は当てはまってはいませんか?当てはまるものが多い場合、あなた自身の負担になることが考えられます。
仕事をする時間は人生の中でもとても長いです。そのため、ストレスや辛さを我慢していると、後に大きな負担となってしまいます。
また、バセドウ病の症状と向き合いながら仕事を続けていくには、少しでもあなたが働きやすい環境で働くことが大切です。
自分の健康状態や適性に合った仕事に転職をすることで、今のあなたの悩みを解消できるかもしれません。
どうしても退職を言い出しづらい場合は、退職代行を使う手もありです。基本的には円満退社が好ましいですが、このご時世ですし、あなたの命や健康よりも大事なものはありません。
バセドウ病の方におすすめの転職エージェント
転職といっても1人で大丈夫かな?
今よりももっと辛くなってしまったらどうしよう…
自分に合った仕事に転職できるかな…?
このような不安を抱える方も多いと思います。
そういった方は、転職エージェントを利用して転職活動を進める事をおすすめします。エージェントを利用することで、疑問や悩みを解消しながらプロと一緒に転職活動を進めていくことができます。
バセドウ病の方におすすめの転職エージェントは業界最大手のリクルートが運営する就職Shopと休職中や無職、フリーターの方にも優しいハタラクティブです。
どちらもスキルや経験よりもあなたの気持ちに寄り添ってくれるのが特徴です。
いきなりの転職は難しい場合は
そんなに簡単に転職なんて言わないでよ…。
そんな心の声が聞こえる気がします。失礼しました。
たしかに、年間300万人もの人が転職する時代になり転職自体は珍しいものではありませんが、それこそ勇気や体力がいるものです。
バセドウ病の方には一時的に大きな負担になることも考えられます。
そこで、おすすめしたいのが、Fromyの無料キャリア相談です。
転職を前提としない形で国家資格キャリアコンサルタントに一度相談してみてはいかがでしょうか。
バセドウ病って公表したほうがいいの?
転職活動の際、病気について話した方がいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。
結論をいうと、公表した方が良いです。
公表するのが怖いと感じる方もいるかもしれませんが、公表することで病気への理解がない会社を選択肢から外すことができます。
不安な方は受ける会社の面接時に話すのではなく、まずはマジキャリ等のキャリアの専門家や転職エージェントに打ち明けるところから始めてみましょう。
病気のことを完全に理解してもらうことは難しいかもしれませんが、病気を抱える人に対して寛容で、前向きに受け入れてくれる会社を優先的に紹介してもらえる可能性があります。
これから選択する会社で今後長く働く事を考えると、公表した方が自分自身のためになるでしょう。
バセドウ病の方に向いてる仕事 まとめ
今回は、バセドウ病を抱える方に向けて、向いてる仕事や避けた方が良い仕事等をご紹介してきました。
バセドウ病の方にとって負担になりづらく働きやすい職種は、事務職です。病気の症状や仕事をする上での負担を考えると、事務職が向いていると考えられます。
そして、バセドウ病の方が避けるべき仕事の要素をまとめると以下の通りです。
- 人間関係が悪い職場
- 待遇が悪い職場
- ノルマが厳しい仕事
- 業務量が多い仕事
- 体力が必要な仕事
- 夜勤がある仕事
- 立ち仕事
自分に合っていない仕事を続けるのは、辛いものです。もしも今の職場や仕事内容に辛さを感じているのであれば、転職をポジティブに考えるのも良いかもしれません。
病気の症状や自分の適性に合った仕事に転職することで、より働きやすさを感じることができるはずです。
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