「逃げるが勝ち」転職はいつでも選択肢として持っていていい ！

最近結婚で話題になりましたよね！

『逃げるは恥だが役に立つ』…見てはいないのですが。

逃げるって聞くとちょっとネガティブなイメージを持つと思います。

いっときの恥を恐れて逃げないよりも、自分のより良い環境を求めて思い切って逃げて転職した方がいい時もありますので、今回は「逃げるが勝ちの転職」について考えていきます！

逃げるが勝ち！という思考で転職するのがあっているケースと危ないケースなどもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

これは今すぐ転職！「逃げるが勝ち」なケース

いわゆるブラック企業勤め

ブラック企業と言ってもいろいろあります。

• 給与が安すぎる
• 最初に提示されていた待遇と違う
• 残業・サービス残業が多い
• ノルマへのプレッシャーが激しい

ここに挙げたのはあくまでも一例です。

ではなぜブラック企業にいる人は「転職が逃げるが勝ち」につながるのか。

それは、あなたがブラック企業のマインドに染まって使い捨てられてしまうのを防ぐためです。

その場にいるときは自分がブラック企業にいるとはなかなか気づけませんが、何か違和感を覚えたり、友人と話していて「うちの会社はおかしいのかも」と思った時がその時です。

今すぐ逃げ出す準備をしてください。

ハラスメント系上司がいる

嫌がらせをしてくる上司がいる職場で戦わなくてもいいのです。

嫌がらせだけでもすでに傷ついているのに、戦うことであなたの体力を消耗したり、信じてもらえなくて悲しい思いをする必要はありません。

体調に変化が現れている

体重がものすごく減っていたり、原因不明の体調不良が続いていたりはしていませんか？

ちなみに私は前職で帯状疱疹という、免疫力が低下した時になる病気になりました。

もう体からSOSが出ています。

多分心の中では「まだ頑張れる、まだ頑張れる」と自分を鼓舞しているからなんとか保っていますが、何かきっかけがあるとポキリと折れてしまいます。

何にストレスを感じているのかをしっかりと考えた上で、転職活動を始めましょう。

逃げで転職するのが危険なケース

逃げ癖がついてしまっている場合

転職活動の際に、転職回数が多い人はすぐやめる、と思われてしまうことがあります。

どれだけ好きなことをしていても、乗り越えなければならないことは出てきます。

壁ができただけでもう嫌だ、やーめよ、という思考に結びついてしまって、逃げ癖がついてしまうのは今後のことを考えると少し危険かもしれません。

考えるのがめんどくさいから適当な転職をしている場合

例えば、同じ業界・同じ職種への転職。

もちろんこれが絶対ダメというわけではありません。

今やっていることは好きだけれど人間関係や働き方が…という方はそれでもいいでしょう。

これは失敗だなと思った逃げの転職、それは私の知人に実際いた人の話です。

SEは入社したらまず勉強から始まるのですが、その勉強についていけず、周りの人のこともどんどん嫌いになって転職。

でも転職先でも職種はSE。入って1週間くらいは「いい会社に入れたわ〜」と言っていましたが、2週間後くらいには「もう無理行きたくない、誰も教えてくれない」みたいなことを言っていました。

というお話なんです。

その人は急いで転職をしたのだと思いますが、自己分析も大雑把にしてしまって適当に転職するとこういう事態に陥ります。

「逃げるが勝ち」な本当の理由

仕事の時間が一番長いから

例えば1日18時間起きていたとして、仕事の時間は大体が実働時間8時間＋休憩1時間ですので、約半分の9時間が確実に仕事に使われています。

で、残業時間、出勤時間などを含めると大体10~12時間は仕事のために使っています。

1日の中で、仕事に使っている時間が一番長いのです。

ずっと行きたくないなと思いながら出勤して、嫌な思いをしながら働いて、早く帰りたいのに残業までして、あなたにとってプラスになっていることとマイナスになっていること、どちらが多いか考えたことはありますか？

1日の約半分、ネガティブな気持ちでいたら体調やパフォーマンスにも影響が出てきてしまって当然です。

逃げずに死んだら元も子もないから

私も逃げるって言葉あんまり好きではなくて、例えばRPGゲームをやる時も絶対戦闘から逃げないんですね。どれだけ不利でも全滅しないように工夫して戦うんです。

でも面白いのがここからです。

そんな身を削る戦い方をしていたら、ゲームからのフィードバックみたいなところで言われました。

「逃げないことも大切だが、逃げずに命を落としては意味がないぞ」

これって本当に本質突いていると思うんですよ。

こちらのメンタル的には大丈夫、まだいける、頑張れる、ってギリギリまで戦うのですけどその時点でもう瀕死状態。たくさんSOSは出ているはずです。

逃げるのは決して悪いことではありません。
命の方が大切ですから。

「逃げるが勝ち転職」をするなら早めの行動を！

転職エージェント・転職サイトへの登録

まずは転職エージェント・サイトどちらへも登録をしておきましょう。

ポイントは転職を考え始めた段階で行うことです。

転職にも時間がかかります。

働きながらとなると結構な体力も使いますので、少しでも余力がある段階での転職活動の開始をおすすめします。

転職活動も逃げ出すことも悪いことではないですが、連絡の頻度は割と高めですので、通知が来て上司に転職活動をしていることがバレないように、通知を消しておいて家に帰ってから確認するなどして、水面下で動くようにしましょう。

退職代行の検討

• 退職をうまく切り出せない
• 引き止めが激しいことを見聞きしたことがある

などと言った場合には転職代行サービスを利用することを検討しましょう。

会社によってサービス内容が変わりますので、色々な会社を下調べした上で依頼するようにしてください。

まとめ

逃げるが勝ちの転職を成功させる秘訣は、

この２つだと思います。

早めの行動に関しては何度も触れて来ましたが、限界が来てしまってからでは遅いのです。

正直な話、会社であなたが抜けた穴を埋めることは可能です。ですが、あなたの大切な人にとって、あなたのいなくなった穴を埋めることはできません。

あなたの人生の代わりはいないのです。
そのことは決して忘れないでください。

では、突然出て来た自己分析はなんのために必要なのか。
次にあなたがよりよく働くために必要なことです。

あなたが今の会社をなぜ嫌だと思っているのか、どんなことが嫌なのか、どうすればのびのびと働けると思うのか、そういうことをぜひ考えてみてください。

そうしなければ、先ほどご紹介した知人のように二の轍を踏むことになりかねません。

それがうまくまとめられない時に、エージェントと話したり、転職サイトの項目を埋めていく中で気づきを得られたりします。

転職もそう簡単な道ではないかもしれませんが、あなたがあなたらしく働けるような、生きていけるような、そんな環境を見つけられることを応援しています。