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ビジネスマナーって馬鹿馬鹿しくない?と思う前に考えるべきこと

「ビジネスマナー」と呼ばれるものが世の中にはたくさんあります。

特に、新卒の就活中はビジネスマナーなんて知らないから「面接 作法」なんて検索をかけた方も多いのではないでしょうか。

さて、そんなマナー全て馬鹿馬鹿しいと思ってはいませんか?

会社員経験2ヶ月強の私も、

こんなこと気にするの?くだらないなあ…

と思うことは多々ありました。

ですが、全てが馬鹿馬鹿しいものではないと思っています。

ビジネスマナーなんてくだらない!そんなことで評価を決めるな!という気持ちもよくわかります。

ですが、それであなたが損をしてしまうのはすごく勿体無いと思います。

そもそもビジネスマナーとは何のためにあるのでしょうか?
偉い人を立てるため?媚びへつらうため?

それだけではないからビジネスマナーは無くならないのだと思っています。

割と私は「今時の子にしてはちゃんとしているね」と言われるタイプ(この発言も腹立たしいですが、それは置いておいて。)なので、なぜ私がビジネスマナーをある程度は身につけておいたほうがいいと思ったのかもお話ししていければと思います!

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目次

マナーとルールの違い

辞書で調べた結果、

マナー…態度、礼儀、礼儀作法

ルール…規則、規制、慣例、しきたり

という風に出てきました。

ビジネスマナーからは少し外れてしまいますが、わかりやすい例でいくと、車の運転です。

日本では左側通行、歩行者優先、左方優先が決められたルール。これは守る必要があるものです。

ただし、車線変更してくれた時にハザードランプでお礼を伝えるのはお互いが気持ちよくするためのマナーと言えるでしょう。

しかし、今は本来誰かのためにやることや、社会で生きていくためのツールとして必要な「ビジネスマナー」が「ビジネスのルール」になってしまっている場合もあります。

そうなってしまうと、形だけ残されていって意味を伴わなくなり、誰もその裏に隠された意味を知らなくなり、マナーってくだらない。馬鹿馬鹿しい。となってしまうのです。

くだらないビジネスマナー代表の裏に隠された意味を考えてみよう

代表1:始業5分前には到着していること

なんで?定時に着けばいいじゃん。そういう声をよく見かけましたし、私自身も似たようなことを言い渡されて窮屈だなと思いました。

社会人になったら時間に対する意識がとても重要です。

人間ですから、遅刻や時間ミスはあるかもしれません。ですが、納期を守ること、待ち合わせ時刻にきちんときて取引先の方を待たせないことはとても重要です。

「世界では時間守らない方が当たり前」とかいう声も聞きますが、ここは日本です。

あなたも少し電車が遅れてイライラしたことはありませんか?

「ルール」として押し付けられがちですが、これは時間に対する意識を高めるためにあるマナーなのです。

代表2:上座下座って面倒臭い!

会議室、食事の席、車の中、エレベーター…いろんな場所での上座下座があって面倒だと感じる人も多いでしょう。

好きなところに座ればいいじゃん、なんて思う気持ちも理解できます。

私の勤めていた会社では、会議室ごとの上座下座がまとめられた資料が用意されていました。

親切だけれど、ちょっと押し付け感強い…。

要するに、一番快適な場所にいて欲しいと思う心があれば大丈夫です。

代表3:名刺交換とそのあとの名刺の配置

名刺交換には自分が相手より下に出す、もらった名刺は役職順に並べて置いておく。

これが一般的な名刺交換のマナーですが、これは実は自分を守るためにあると思っています。

時々お互いやりあって腰を曲げている人を見かけますが、そこまでやるのは変です。やらなくていいです。

自分が相手より下げて出すというのは、形式的にあなたのことを敬っていますよという態度を示す手っ取り早い方法だと思ってください。

また、名刺を並べて机の上に置く行為に関しては、名前がわからなくなったり、どちらがより立場が上なのかわからなくなったりするのはよくあることで、それを防げるという意味で身につけておくと良いマナーだと思います。

間違って名前を呼んでしまうのは、自分がされてもいい気持ちしませんよね。

ビジネスマナーは「〇〇」のためにある

〇〇は埋められそうですか?

私の出した答えは、先ほどから何度か述べていますが、こちらです。

「ビジネスマナーは社会でお互いが気持ちよく過ごすためにある」

ここの〇〇はあなた次第です

自分にとってどんな意味を持つものなのか、そうすることでどう作用するのかを考えると、自ずと答えは出てくると思います。

もちろん、全て無駄だから自分はやらない!と決めてもいいですが、それに伴うメリットもデメリットも自分で背負ってください。

まとめ

マナーとは、自分から自然発生的に出てくる相手への気遣いや礼儀が行為として現れたものです。

それを社会のルール(決まりごと)として理由もなしに押し付けられるから嫌だ!と思ってしまうのではないでしょうか。

マナーを知らないと何故かちょっと小馬鹿にされる。
そんなの常識だから知っておいてと教えてもらえない。

そういう経験があるとなおさらくだらなく感じてしまうと思います。

私にとってもくだらないと思う「マナー」と呼ばれているものはあります。

例えば、飲みの席で一番若い人がグラスが空にならないように気を配るとか。

え?自分のペースで飲めばいいじゃん

これ私の胸のうちです。

ですが、やらないでまた後で何か言われるほうが嫌だと思うタイプなので、私なりに解釈してお声がけはしています。

先ほど、私にとって「ビジネスマナーは社会でお互いが気持ちよく過ごすためにある」と申し上げましたが、もう1つ言えることがあります。

「ビジネスマナーは自分を守るためにある」

私は怒られるのが苦手な超小心者です。

ちょっとしたマナーで相手を嫌な気持ちにさせて、どこかで言われるのが嫌なので、一般的にマナーと呼ばれるものを身につけて自分を守っています。

意味がない!と切り捨ててしまう前に、相手に対する気遣いがマナーであるということを思い出してください。

それで必要ないと判断したとしても、何事も価値観の押し付けは良くありませんので、あなたも押し付ける側にならないようにだけは気をつけましょう。

今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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