就職・転職サービスのクチコミサイトはこちら

部下が辞めてしまうショック。上司としてできることはまだあります!

多くの上司のみなさんにとって、部下が活躍して行くのが嬉しいと同時に、部下が辞めてしまうことはショッキングな出来事だと思います。

私が辞めた時も直属の上司はショックを受けていました。

私の場合少し特殊なので辞めた経緯をお伝えすると、

  1. うつ病と診断されたので2週間の休職を直属の上司に申し出る
  2. 人事と当時の部署の部長に呼ばれ、自主退職を勧告される
  3. 突然あいつは退職だと言われた直属の上司は混乱、そのまま退職

と言う流れです。

そりゃあショックも受けますよね…

今回は一緒に、私の経験をもとに、部下が辞めてしまうことについて考えていければと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

就職・転職サービスから
自分にあったものが見つかる!

\ クチコミで自分にあったサービスが見つかる! /

目次

部下が辞めるとショックなパターン

知らされていなかった

私の時のように、何も知らされていないで決定事項として伝えられると突然のことで受け止められないと思います。

辞める前に相談してくれれば…と思うこともあるでしょう。

なんども相談を受けていたのに引き止められなかった

また、なんども相談を受けていて、引き止める機会がたくさんあったのに引き止められなかった時も自分の力不足を感じてショックを受けるでしょう。

可愛がっていた部下だった

お気に入りを作るのはどうなんだ!と思われるかもしれませんが、普段から目をかけていて成長を願って一生懸命教育していた部下が辞めるとなるとショックも大きいと思います。

自分のせいで辞める

自分の態度やマネジメントの方法が合っておらず、退職の理由につながったと聞くとショックを受けるだけでなく、他の部下にも同じように思われているのではないかと言う不安が湧き上がってくると思います。

部下に辞めると言われてショックでもすべきこと

退職理由を最後まで聞く

突然「辞めます・辞めたいです」と言われて頭が真っ白になるかもしれません。
今すぐ引き止めなければ!と思って焦ってしまうかもしれません。

しかし、きちんと最後まで部下の話を聞いてあげてください。

辞める時、「休職って言ってたのにいきなりどうして辞めることになった?」と聞かれ私自身弁解の時間をもらえて、上司とわだかまりなく辞めることができたので、そうされて嬉しかった経験があります。

退職以外で解決できる方法はないか話を聞いてみる

もしまだ、退職を切り出した部下が迷っているようならば、社内にいながら解決できる問題ではないかを検討して提案してみましょう。

具体的には異動や昇給などです。

ただし、引き止めのために嘘をついてしまっては信用を失うだけですので、そこだけはご注意ください。

前向きな気持ちで送り出す

もう決まったことであったり、揺るがない意思があるとわかったりしたら、きちんと送り出してあげてください。

最後に嫌味を言ったり、ひどいことを言ったりせずに、今までの感謝とこれからの未来への応援をぜひ伝えてあげてください。

部下が辞めないために今からできること

SOSをきちんと受け取る

体調不良や残業の状況、同期に友達がいるのかなど、そういったところをぜひ見てみてください。

私が帯状疱疹になったとき、無疱疹性だったため、なんども会社を休んで病院に行きましたが発見が遅く…お恥ずかしい話痛みのあまり会社で泣き出した時に上司がすぐに動いて病院を調べてアポを取ってくれました。

この時の私の上司の連携と対応の早さには頭が上がりません。

部下が体調不良を会社を休みたい理由に使っているとか思っていませんか?
残業時間がおかしなことになっているのに見逃してはいませんか?

小さなことですし、面倒なことかもしれませんが、部下のちょっとした変化に気付いてケアをしてあげてください。

部下の話をないがしろにしない

私は何度も上長に「この仕事はもうやりたくない、私にはできない」と言う話をしてきました。

しかし、返ってくる答えは「みんな最初はそうだ」とか「まだ◯ヶ月でしょ」とかそう言う言葉でした。

どうすればもっと頑張れるようになるのか、どうすれば今の「やりたくないのにやっている」状況を打破できるのか、そういった話はしませんでした。

必要なのは、部下の気持ちを受け止めて、どう今の状況を解決していくかと言うアドバイスです。あなたの経験を語ることでも、よくあることだからと突っぱねることでもありません。

部下が話してくれているならば、その話をきちんと聞きましょう。

もしも自分から声を出せない部下ならば、上司の方から一声かけてもいいかもしれません。

仕事の状況を把握する

仕事をたくさん振りすぎていたり、逆に何も経験をさせていなさすぎたりはしていませんか?

いい塩梅で…と口で言うのは簡単で、難しいことは重々承知しています。

部下が今どんな仕事を持っていて、その状況がどうなのか、残業状況はどうなのか、就業時間中の仕事への取り組みはどうなのか、把握をしましょう。

部下の責任を背負うのが上司ですが…

厳しいようですが、部下の責任は上司の責任です。

なぜならば、上司の仕事の一部は部下のマネジメントだから。

だからこそ、部下の退職は上司の責任と言われることがあります。

ですが、全部が全部上司の「せい」ではありません。モラハラ・パワハラ・セクハラが横行していない限りは。

ただマインドが合わなかっただけかもしれません。
ただタイミング的に色々合わなかっただけかもしれません。

全てを上司に背負わせてはいけませんし、全てを上司が背負う必要もありません。

まとめ

部下を大切に思ってくれている人ほど、別れが辛いと思います。

特にショックを受けるのは、次の4つのパターンだと思います。

  1. 一番近い存在だったのに何も知らされていなかった
  2. 相談を受けていたのに解決してあげられなかった
  3. 心から可愛がって成長を願っていた
  4. 自分のせいだった

辞めたいです、と言う話をされたとき、

自分のせいで辞めてしまったのかな…

と悩む前に、できることはたくさんあります。

きちんと話をしたら、もしかすると辞めると言っている部下を引き止められるかもしれません。
たとえ離れることになっても、他の部下をこれ以上辞めさせないために学べることもあるかもしれません。

ショックでもお互い前に進まなければならないことを忘れないでください。

そして、部下をむやみに辞めさせないためにできることは、

  1. SOSをきちんと受け取る
  2. 部下の話をきちんと聞くこと
  3. 仕事の状況を把握しておく

この3つです。

上司の仕事は部下のマネジメントなのですから、責任は当然あります。

でも、あなたのせいではないかもしれません。

そこを履き違えずに、去ってしまう部下のことを見送ってあげてください。

そして、最初こそショックを受けていた上司ですが、送別会の時にははなむけの言葉をくれました。

誰よりも幸せになれ、お前ならできる。いつかそう言う連絡をもらえることを心から待っている。

正直別に上司のことは大好き大好き!!超尊敬!!と言うわけではなかったのですが、上司なりに私のことを応援してくれていて、それはこれからもそうなんだなと感じることができました。

部下の立場から物を言わせていただくと、辞めるのは多少なりと後ろ髪が引かれる行為です。

だからこそ、退職も前向きな一歩なんだと信じさせてあげることが上司であるあなたにしかできないことなんじゃないかなと思います。

今回は以上になります。
ご質問やコメント等お待ちしております。

就職・転職サービスから
自分にあったものが見つかる!

\ クチコミで自分にあったサービスが見つかる! /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次