仕事を投げ出して逃げてしまいたい。
あなたは今、そう思ってこの記事にたどり着いたかと思います。
でも、仕事から逃げたらどうなるのか、
今後の人生どうなるのか、生きていけるのか、
そう言うことが気になって不安に思っているのではないでしょうか。
私も仕事から逃げたいと思っていましたし、実際「逃げた」のだと思います。
その経験も踏まえて書いていきますので、
あなたが今仕事とどう向き合うのか、読み終わった後に答えに近づけたと思っていただけましたら幸いです!
今回の目次はこちらです。
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仕事から逃げたいと思っている理由
まずはなぜ「逃げたい」と感じているのか、その理由を探ってみましょう。
人間関係で心が疲れてしまった
上司、同期、先輩、後輩、いろんな人間関係が社会には存在します。
特によく関わらなければならない人とそりが合わなかったり、
それだけでなく職場いじめにあってしまっていたりしたら仕事どころではないと思います。
人間関係が辛ければ、職場に行くこと自体が苦痛となるでしょう。
許容量を超えた仕事量がある
仕事量が多く、休日も働いたり、残業が続いたりしていませんか?
自分のキャパシティを超える仕事量だと、
仕事のことが頭から離れなくて精神的にも体力的にも追い詰められていってしまいます。
「これ以上は危険だ」とあなたの心や体が叫んでいるのかもしれません。
時間の制約が厳しい
どんな仕事にも期日がつきもの。
期限に追われる日々だと、初めの頃は「よしやるぞ」と思っていても、
期日が近づくにつれて精神的に追い詰められていきます。
間に合わせようと無理をしても間に合わないとわかったら、怖くなってしまいますよね。
仕事に充実感がない
なんでこの仕事をやっているのか。
これが誰かのためになっているのか。
そんなことを考えたことはありませんか?
私はこの疑問がずっと心からぬぐいきれなくてモヤモヤしていました。
休みが取れない
本来休みと定められた日も引き受けてしまった仕事で休めない。
休日のはずなのに週報などのタスクがある。
それによって本来休んでストレスを解消することや、充実させたいプライベートが消えて行ってはいませんか?
休みをきちんと休めないと仕事のパフォーマンスにも確実に影響します。
プレッシャーに耐えきれない
失敗が続いてしまっていたり、責任が大きすぎる仕事を任されたりすると、
「できない」「無理だ」などマイナスな思考が働くことがあります。
それがたとえ周りから見て成長の機会だったとしても、
あなたが負担に感じているならば確実に逃げ出したくなる要因の1つです。
仕事から逃げるのは甘えなのか
今の仕事から逃げるのは甘えだと思っていませんか?
自分に厳しく真面目にやって来たあなたはそう思ってしまうかもしれませんが、
結論から言うと逃げることは甘えではありません。
より良い環境を求めて積極的に動くこと、
体が休みを求めているから一旦休むこと、それは何よりも大切なあなた自身を守る行動なのです。
会社はあなたの人生の面倒を見てくれません。
私は、「うつだから2週間休職したい」と言ったら自主退職を強く勧められて辞めました。
しばらくは辞めたことに対する後悔や、辞めさせられたと言う事実に「私は不要な人間なんだ」と思い悩みました。
自分で選択できる状態の時に選択しましょう。
それは絶対に甘えではありません。
仕事から逃げる前に考えるべきこと
体調の状態
あなたの体や心の状態は今健全ですか?
体調を崩した経験のある人はどんな状態の時がよくない状態かわかって行動できますが、
そうした経験が少ない人は自分がどれだけの負荷に耐えられるかわからず無理をしてしまう傾向にあります。
「他の人は同じ状況で頑張ってる」ということは何の指標にもなりません。
あなたの辛さはあなたにしかわからないので自分のSOSを感じ取ってあげてください。
今すぐ逃げるべき状況か
あなたに実績が十分にあって、
「今以上に成長したい」「次にやりたいことがある」と言った場合は、
今の職場から逃げると言うよりもより肯定的な捉え方をして今の職場を旅立ちましょう。
収入アップや積みたい経験を積める環境にいける可能性が高いです。
また、先ほどお話ししたように「体調がすぐれない」場合や、
「職場環境があっていない」場合は、
無理をして体を壊して治療に何年もかける前に今すぐ逃げましょう。
今すぐ逃げないほうがいい状況ではないか
今はSNSで周囲の人の状況を見ることが可能です。
周りの人が転職して今が順調に言っていると発言をしたから
「自分も転職しよう」と言う風に流されている状況ならばもう一度考えて見たほうがいいでしょう。
また、うつ病の時もすぐに「辞める」と言う決断をするのはお勧めできません。
頭がうまく回っていないときに急に大きな決断をすると、後悔することもあります。
どちらの場合もまずは冷静になって「なぜそうしたいのか」を考える時間が必要です。
もしもこう言った状況下で逃げたい場合は休みをとってゆっくりしてみるのも手かもしれません。
仕事から逃げる方法
これは逃げよう!と思ったあなたへ、逃げる方法をご紹介します。
休職をする・有休をとる
まずは休職したり、有給休暇を取得してその期間に仕事から離れることでリフレッシュしましょう。
大抵の場合私のように自主退職を求められることはないでしょう。
自分でうまく話せない場合は医師に診断書をもらっても良いかもしれません。
ただし、退職や転職は大きな決断ですので、決められなかったり、
その期間に元気が出てやる気が戻って来たりするかもしれませんので、
初めから「辞める」ではなく、復職することも視野に入れて上長と話し合うようにしましょう。
異動の相談をする
休んでいる間に考えることの1つとして、異動を視野に入れてはどうでしょうか。
他の部署なら自分の能力がもっと輝くと思うならば異動に関して上長に掛け合ってみましょう。
仕事の内容や環境を変えることで今の会社のままでも辛さが減るかもしれません。
転職活動を始めてみる
異動してもあまり変わらなさそうだと感じるならば転職活動を始めてみましょう。
会社の風土や体質が合わないのならば、異動してもあまり大きな良い変化は見られないかもしれません。
そして、私自身の経験として、転職サイトに登録するだけでも少し気が楽になりました。
今の会社が全てではないので、他の会社に視野を広げて見ることは決して悪いことではありません。
退職する
どうしても無理だ!と思ったら辞めても良いと思います。
ただし、自分の人生は自分で何とかしなくてはいけません。
家族がいるならば家族のことも考える必要があります。
ですが同時に、あなたの命に代えられるものは何もないのです。
あなた自身を守るために逃げることは大切なことです。
仕事から逃げずに立ち向かう方法
もう少し頑張ってみようと思ったあなたが、今よりも良い状態で働けるような対処法をご紹介します。
体調を整える
もし今体調が少しでも変だなと感じるならば、それを治す行動をしましょう。
コンディションが悪いままだとミスが増えるなどといったことが起こり、あなたをまた追い詰めてしまいます。
まずは資本である体をしっかり治すことを考えてください。
そして、きちんと体調が悪いことを会社の人にも理解してもらいましょう。
自分のキャパシティを超えない範囲で働く
仕事を断ることや誰かに割り振ることは難しいことですが、
あなたが無理をしない環境づくりをするためには必要なことです。
少しずつでも良いので、今許容量を超えているなら、適切な仕事量になるように工夫をしてみましょう。
常に期日に追われる日々や、そのプレッシャーから解放されましょう。
プレッシャーから解放されると、細かいミスも減っていくかもしれません。
仕事以外の時間を楽しむ
あなたは最近仕事以外でどんなことをしましたか?
休みの日は眠るだけではなく、仕事から離れて自分の好きなことをやってみましょう。
仕事で失敗していても、ノルマが達成できていなくても、あなたが休日に好きなことをしても良いのです。
私は「ノルマ達成できてないから休日に割り振られた業務ぐらいきちんとしなきゃ…」と自分を追い詰めていました。
ぜひしっかり休んで楽しんで、エネルギーを蓄えてください。
まとめ
あなたは今なぜ仕事から逃げたいのか、自分自身のことを理解できたでしょうか?
逃げることは甘えではありません。
ですが、なぜ逃げたいのか、逃げてどうなりたいのかを考えることは大切です。
なぜならその後良い状態でいるための行動決定に繋がるからです。
考え抜いた結果、逃げるもよし、立ち向かうもよしです。
もしも私のように休職させてもらえないのなら、会社に見切りをつけても構いません。
一番重要なことは、あなたがあなた自身を一番大切にすることです。
あなたの痛みは、あなたにしかわかりません。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
質問やコメントなどお待ちしております。
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